リアルなニューヨーク生活!日常の出来事、役立つ情報満載!

ニューヨーク在住9年目、そろそろ情報を発信する側に回り渡米後のリアルなNY生活の中で起こったこと思ったこと、人の役に立ちそうな情報などを書き綴っていくブログ。アメリカや海外生活、DJやアーティスト活動、ビザ取得など興味のある方はぜひお立ち寄りください♪ あなたが知りたかった情報が見つかるかも!

DJ中に「トイレはどこ?」の聞かれ方でだいたいの出身が分かる?!

 

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 このブログの読者の方のなかには、すでにご存知の方もいるかもしれないが、アメリカでの私の職業はクラブやレストランといった場所で曲をかけるDJ🎧そしてそういった仕事や活動の場はほぼニューヨークのマンハッタン内。

 

 

 というわけで今回は、過去8年半にわたる私のニューヨークでのDJ活動のなかで培った、ちょっと可笑しな特技の話をしてみようと思う。

 

 

DJ中に「トイレはどこ?」の聞かれ方でだいたいの出身が分かる?!

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 その特技というのは、タイトルにも記されているように、DJしている際にお客から「トイレはどこ?」と聞かれる(言いまわし)だけで、だいたいその(聞いてきた)人の出身地が分かっちゃう、というちょっと変わったもの。(笑)

 

 

 と言ってもけっして真面目な話ではないので・・・(笑)

 

 

 私が4年くらい毎週毎週レギュラーで回しているレストラン/クラブがマンハッタンのミートパッキング・ディストリクトというエリアにあるのだが、

 

 

現在は週末のブランチタイムにプレイしているこの場所 ↓

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 ↑この場所は、DJブースのすぐ後ろが男女それぞれのトイレ室になっているため、1回のプレイ中(だいたい4〜6時間くらい)に最低でも5人、多いときは10人以上のお客が私に向かって

 

 

「トイレはどこ?」 の質問をしてくる!

 

 

 もちろん皆さん英語で聞いてくるわけだが、その際の言い回しにけっこうバリエーションがある。

 

 

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ニューヨークらへんの人の場合

  まずは、コイツはニューヨークのやつだな、と思うのが、「Yo!」で切り出してくるタイプ。

 

例えば、

 

「Yo! Where's the bathroom?」

 

とか

 

「Yo! Where the restroom at?」

 

 というかんじで、呼びかけるときに「Yo!」から切り出してバスルームレストルームといった単語を使う人はだいたいニューヨークらへん出身。

 

 印象として、ぶしつけというかズカズカしている感じ。(笑)

 

 

これは絶対カナダ人という場合

  次に、これは100%カナダ人だな、と思うパターン。

 

 

「Excuse me, where's the washroom?」

 

とか

 

「Hi there, do you know where the washroom is?」

 

 

 というような、バスルームやレストルームではなく、ウォッシュルームという単語を使うタイプは100%カナダ人。あと、挨拶に「Hi there!」をよく使う印象。

 

 

 ニューヨークの人間と比べるとかなりナイスで物腰の柔らかい印象。

 

 

ヨーロッパの人だな、という場合 

 最後は、ヨーロッパ出身の人。

 

ヨーロッパのどこかの国の出身の人は、だいたいの場合英語がネイティブではないので、若干その国ごとのアクセントがあるがグラマーがしっかりしているのでわかりやすいことが多い。

 

 

例えば

 

「Excuse me, where is the toilet?」

 

「where's」などのように文法を省略系にせず、ちゃんと「Where is」に分けてクリアに発音してトイレットという単語を使うタイプ。

 

 

 すごく丁寧で、遠慮がちな印象で、教えてあげたくなる。(笑)

 

 

 ちなみに、ニューヨークではトイレットは「便器」そのものを差す場合が多い。さらに、ニューヨークの建物事情的にトイレ室はシャワー室と一緒になっていることが多いので、トイレ室という意味で「バスルーム」と言う。

 

 

 

 オマケでイギリスの人の場合

  オマケでイギリスの人。イギリスの人は当然ブリティッシュアクセントなので、それとすぐわかるし、「トイレット」という単語を使う。そして基本的に言い回しが回りくどくて丁寧で、長〜い。

 

 

例えば、

 

「Hi, I'm very afraid to ask you because I know you are DJing right now and I totally do not want to bother you but could you please tell me where the toilet is?」

 

 イギリス在住の方がこれを見たら、そんな言い回しはしない!と言われそうだが(笑)細かい言い回しはともかくとして、イギリスの人はやけに丁寧でセンテンスが長〜い印象。

 

 

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おわりに

  というかんじで、今回は、私の過去8年半にわたるニューヨークでのDJ活動のなかで培った、「トイレはどこ?」の聞かれ方の言い回しの違いで、その人のだいたいの出身が分かるという小話をしてみた。

 

 

 ここに挙げた以外のエリアの出身の方々の特徴的な聞き方があれば、ぜひコメントを〜(笑)

 

 

 それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活は続く!!

 

 

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えっ、1つの国なのに公用語が4つ!?カルチャーショック編

 

 先日のアフリカ人男性とのカルチャーショックの話の記事で少し触れた、国の公用語について少しお話ししたいと思う。

 

 (先日のカルチャーショックについての記事はこちら ↓ )

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えっ、1つの国なのに公用語が4つ!?カルチャーショック編

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 皆さんご存知の通り、日本では公用語が日本語のみなのでほとんどの人が日本語のみを話す。

 


 たまに英語を話す人がいると『すごい!二か国語も!?』となる。

 

 

 しかし、世界的にみて二か国語、またはそれ以上を話す国、人はかなり多い。

 

 

フィリピンの公用語は2つ

  例えばアジアならフィリピン。

 

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 フィリピンでは英語と自国の言葉2つを話し、学校の授業は全て英語で行われる。

 


 アメリカなどに行く前にフィリピンで3ヶ月ほど語学留学をする人は多いと思うが、フィリピンの英語はアジア英語でかなりなまりがあるので、アメリカまたは他の英語圏にいくとあまりの英語の違いにびっくりすると思う。

 


 これはあくまでも個人的な見解だが、金銭的な問題でフィリピンにいくのなら良いと思うが、他の英語圏にいずれ行く予定なら、英語は勉強すればどこでも取得できるので、わざわざ英語学習の為だけにフィリピンにいかなくても特に問題は無いと思う。

 

 

スイスの公用語は4つ

  話はそれたが、他にも二か国語以上話す国は沢山ある。

 


 スイスなんて地域によって言葉が違い公用語はなんと4つ!

 

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  スイスはエリアが4つに分かれており、『フランス語』『ドイツ語』『イタリア語』『ロマンシュ語』を話す。

 

 

 『ロマンシュ語』は今では一部の人の間でしか使われておらず、ロマンシュ語を話す人はかならずその他の公用語も話す。

 

 

アメリカには移民が多いため二か国語を話す人は多い

 と、ここまでは国ごとの例として話してみたが、個人でも二か国語以上話す人は多い。

 

 

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 ことアメリカには移民が多いため、ほとんどの人が公用語の英語と自分の母国語の2つを話す。

 


 自分はアメリカで生まれたが、親が他の国からの移民という場合は、家では親の出身の国の言葉、外では英語を話すというのが普通。

 


 外で子供などを見ていても、子供同士では英語を話してお母さんに話しかける時は他の言語で話して、という感じでうまく使い分けている。

 

 

 私の身近な例としては、私が所属する(DJの)エージェントのなかには、スペインとトルコのハーフの人や、去年ラーメンを食べにラーメン屋さんへ連れて行ったイタリアとアフリカのハーフの人など、親同士が別々の国出身だったりすると、三か国語を話すことも珍しくない。

  

 (ここに連れて行った友人 ↓ ) 

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 また、私が毎週土曜日にブランチタイムでDJをしているイタリアンレストランのマネジャーは、イタリアとロシアのハーフなので、オーナーと話すときはイタリア語でロシア人のスタッフと話すときはロシア語、でも第一言語は英語というかんじ。

 


 このように、アメリカでは二か国語を話すことは普通なので、一か国語しか話せない人の方が少なく、二ヶ国語や三か国語話すくらいでは特に驚かれもしない。

 


 四か国語と聞くとやっと『へー、すごいね』となる。

 


 日本人の私からすると四か国語なんてどのような脳みそになっているのか気になって仕方ない。(笑) 

 


おわりに

 というわけで今回は、世界の公用語についてシェアしてみた。

 


 日本にいると一か国語を話すことが普通だと思っていたが、アメリカにきてから、一か国語しか話さない割合の方が少ないんだなぁと感じた。

 


 海外に住むと本当にカルチャーショックが多い!

 

 
 それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活は続く!!

 

アメリカで就労ビザを持っている人は毎年4月15日が納税の期限

 

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 先日、年に一度の自分のなかでのビッグイベントである『納税』を済ませてきた!

 

 税金にも色々な種類があるとは思うが、ここで私がいうそれは『所得税』のこと。

 

 

 ということで、今回はタイトルにもあるように、アメリカで就労ビザを持っている人に科せられている義務『所得税』の『納税』についてお話ししてみようかと思う。

 

 

毎年4月15日が納税の期限

 この『リアルなニューヨーク生活!』のブログ記事のなかでもかなりリアルな話題になるかと思うが、アメリカにおける所得税の納税の期限は毎年4月15日となっている。

 

 

 (就労ビザを持っている人は)この期限内に支払いを済ませないことには、アメリカに滞在することはできない。そりゃそうだ・・。

 

 

 これはどんな理由があったとしても、アメリカという国は納税に関してはとにかく厳しいので、これから大きな夢と希望を抱えてアメリカへ!というあなたは、覚えているべきことの一つと言える。

 

 

アーティストビザなどのインディペンデントの場合

 とはいえ、『就労ビザ』と一口に言ってもいくつかの種類があるので、ここで私がリアルな事実を伝えるため、「Hビザ」などと呼ばれる会社勤めの方とは違い、私が保持しているアーティストビザ「Oビザ」のようなインディペンデント、つまり「個人としての納税」の場合の参考、というかんじで認識していただければと思う。

 

 

 まず、私が保持しているアーティストビザの場合は、個人として働いているとはいえ、『スポンサー』という存在を立てなければいけない。つまり、DJの仕事を斡旋(あっせん)してくれるエージェントの代表人に自分の『スポンサー』になっていただく必要がある、法律的に。

 

 

 その『スポンサー』を通して、自分は様々なイベントやベニューからのお仕事をいただくことができるという仕組み。

 

 

初めにW9フォームを提出する

 そうした『スポンサー』を通したうえで、紹介を受けて働く(DJをする)際には、まず初めにクライアントやベニューごとに『W9(ダブリューナイン)』と呼ばれるフォームに自分の個人情報を記入して提出していくことになる↓

 

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 つまり、ここから『納税』への第一歩が始まっているということになる。

 

 

 初めて働く場所では、この『W9フォーム』をマネージャーに提出してようやくこのようにDJの仕事をすることができるわけだ↓

 

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 こういったことを年間を通じて行なっていると、やがては年末が訪れ、さらに納税の季節へ、という流れ↓

 

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 私のようなインディペンデントとしての納税者の場合は、仕事で使った出費は『経費』というかたちで免税の対象になるので、どんなに細かいもの(例えば「USBメモリー」など)を購入した際には、いちいちそのレシートを保管して『経費』の詳細として記入し、TAXオフィスに提出して正しい納税額を算出していただくことになる。

 

 

毎年4月に口座引き落しで納税する

 TAXオフィスに依頼し、計算が終わると電話がかかってきて書類を受け取りにいき、そこで『税金』を口座から引き落としされる日にち(4月15日まで!)を決めて、謝礼を支払い、あとは引き落としの日をじっと待つ、という流れ。

 

 

 そうして引き落としされたのがこちら↓

 

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 アメリカはご存知のとおり合衆国なので、州に対して(私の場合はニューヨーク州)支払う分と、アメリカという国に対して支払う分の2つがある。

 

 

おわりに

 ということで今回はちょっとカタいお話になってしまったけれど、、アメリカで就労ビザを持っている人は毎年4月15日が納税の期限というお話をしてみた。

 

 

 こういったことも含めて『リアルなニューヨーク生活!』を送っているということが伝わると同時に、これから大きな夢を持ってアメリカに挑戦するんだ!というあなたにとって、ちょっとでも参考になれば嬉しい。

 

 

 それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活はつづく!!

 

先週末はマンハッタンのチェルシーにあるスポーツバーでDJ♩

 

 先週末のニューヨークはとてもとても暖かく、気温が18℃まで上がった。年間の半分以上が寒い季節となるニューヨーク、ちょっと暖かくなる週末の街中の賑わい方はハンパない。

 

 こうなると、DJを職業としている私の予想「この気温だと今週は飛び入りの仕事が入るかもな」は見事に的中し、予定されていた仕事の他に2本の飛び入りが入ってきた!

 

 というわけで、その飛び入りの仕事のうちの1つが、土曜日の夜のスポーツバーでのDJ♩

 

 

先週末はマンハッタンのチェルシーにあるスポーツバーでDJ♩

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 この日の場所は、冬の間に何度か金曜日に呼ばれてプレイしたことがあった、マンハッタンのチェルシーというエリアにあるスポーツバー。

 

 チェルシーはミッドタウンの南西に位置するエリアで、エンパイアステートビルを東側に真近に見ることのできる34ストリートから14ストリートまでの間の西側の一角を占める、マンハッタンのなかでも住みたいエリア上位の便利な場所。

 

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<capcha from google map>

 

 

 そんな高級エリアであるチェルシーにある、スポーツバー。今回の仕事の内容は時間帯(夜10時〜2時)ということ以外いっさい聞かされていなかったので、いつものかんじかな?というノリで、ちょっと疲れた体にムチ打って出かけた。

 

 

 というのも、この日は前日の夜に仕事をして、

 寝不足でいつものこのブランチの仕事に出かけ↓

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 さらにその後の仕事だったので、濃いめのコーヒーを飲んで向かった!

 

 

 天気の良い土曜の夜とあり、エントランスを入ると店内は混んでいた。いや、というより、めっちゃめちゃ混んでいた!!予想以上に混んでいて、唖然とした!!!

 

 (DJブースからの景色↓)

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 それもそのはず、この日はNCAAというアメリカのカレッジバスケットボールの準決勝、ミシガン大とテキサス大の試合を観戦するという趣旨だった。なので、いつもの様子と全然違っていたわけだ!

 

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 ということで、何も知らずに到着した私のここでの任務は、その試合中継を画面で確認しながら試合中継の音声を流しつつコマーシャルの間だけ何曲か曲をかけて、また中継が始まったら切り替えるという、中継音声とCM間の音楽を切り替えながらその場を盛り上げる、という役割りだった。

 

 

 ニューヨークのスポーツバーではよくあるパターンで、過去に何度かこなしたことのある内容だったので、それ自体はOKだったのだが、問題は・・・

 

 

 マネージャーが切り替えるための配線の仕方をよくわかっていなかった・・(笑)

 

 

 というわけで、昨夜に回したDJとフェイスタイムしながら配線の仕方を確認する。混雑しているガヤガヤの中で、専門的な会話を英語ですることで脳内疲労感MAX・・・電話すること10分。なんとか解決してプレイ開始!!

 

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 なんとか問題をクリアし、そつなく役目をこなすことでマネージャーから「Great job, tonight!」と言われ、めでたしめでたし!

 

 

 こういった眺めのなか試合終了まで切り替え作業、その後は深夜2時の閉店までひたすら選曲し続けた♩

 

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 ちなみに、この場所のブースは壁の中の埋め込みタイプなので目立たないのをいいことに、このように一晩を通じて長椅子に座ってプレイ(笑)身体はラク、でも頭だけ異様に疲れるのがこの手の仕事の共通点(笑)なぜなら地味〜ぃに責任が重いから。

 

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おわりに

 今回は、飛び入りで入ってきたマンハッタンのチェルシーにあるスポーツバーでのDJの仕事の様子をシェアしてみた。

 

 

 チェルシーに関する記事たちはこちら ↓

www.qbolog.com

 

www.qbolog.com

  

www.qbolog.com

 

 

 いまはマンハッタンの高級スポーツバーでカレッジバスケットボール観戦の音楽を担当できるまでになったので、いずれはマディソンスクエアガーデンでNBAニューヨークニックスの試合の音楽を担当できる日がくるかも?またはブルックリンネッツか?

 

 

 夢は大きく持っていこう!

 

 

 それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活はつづく!!

 

 

 

P.S.

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