このブログの読者の方のなかには、すでにご存知の方もいるかもしれないが、アメリカでの私の職業はクラブやレストランといった場所で曲をかけるDJ🎧そしてそういった仕事や活動の場はほぼニューヨークのマンハッタン内。
というわけで今回は、過去8年半にわたる私のニューヨークでのDJ活動のなかで培った、ちょっと可笑しな特技の話をしてみようと思う。
DJ中に「トイレはどこ?」の聞かれ方でだいたいの出身が分かる?!
その特技というのは、タイトルにも記されているように、DJしている際にお客から「トイレはどこ?」と聞かれる(言いまわし)だけで、だいたいその(聞いてきた)人の出身地が分かっちゃう、というちょっと変わったもの。(笑)
と言ってもけっして真面目な話ではないので・・・(笑)
私が4年くらい毎週毎週レギュラーで回しているレストラン/クラブがマンハッタンのミートパッキング・ディストリクトというエリアにあるのだが、
現在は週末のブランチタイムにプレイしているこの場所 ↓
↑この場所は、DJブースのすぐ後ろが男女それぞれのトイレ室になっているため、1回のプレイ中(だいたい4〜6時間くらい)に最低でも5人、多いときは10人以上のお客が私に向かって
「トイレはどこ?」 の質問をしてくる!
もちろん皆さん英語で聞いてくるわけだが、その際の言い回しにけっこうバリエーションがある。
ニューヨークらへんの人の場合
まずは、コイツはニューヨークのやつだな、と思うのが、「Yo!」で切り出してくるタイプ。
例えば、
「Yo! Where's the bathroom?」
とか
「Yo! Where the restroom at?」
というかんじで、呼びかけるときに「Yo!」から切り出してバスルームやレストルームといった単語を使う人はだいたいニューヨークらへん出身。
印象として、ぶしつけというかズカズカしている感じ。(笑)
これは絶対カナダ人という場合
次に、これは100%カナダ人だな、と思うパターン。
「Excuse me, where's the washroom?」
とか
「Hi there, do you know where the washroom is?」
というような、バスルームやレストルームではなく、ウォッシュルームという単語を使うタイプは100%カナダ人。あと、挨拶に「Hi there!」をよく使う印象。
ニューヨークの人間と比べるとかなりナイスで物腰の柔らかい印象。
ヨーロッパの人だな、という場合
最後は、ヨーロッパ出身の人。
ヨーロッパのどこかの国の出身の人は、だいたいの場合英語がネイティブではないので、若干その国ごとのアクセントがあるがグラマーがしっかりしているのでわかりやすいことが多い。
例えば
「Excuse me, where is the toilet?」
「where's」などのように文法を省略系にせず、ちゃんと「Where is」に分けてクリアに発音してトイレットという単語を使うタイプ。
すごく丁寧で、遠慮がちな印象で、教えてあげたくなる。(笑)
ちなみに、ニューヨークではトイレットは「便器」そのものを差す場合が多い。さらに、ニューヨークの建物事情的にトイレ室はシャワー室と一緒になっていることが多いので、トイレ室という意味で「バスルーム」と言う。
オマケでイギリスの人の場合
オマケでイギリスの人。イギリスの人は当然ブリティッシュアクセントなので、それとすぐわかるし、「トイレット」という単語を使う。そして基本的に言い回しが回りくどくて丁寧で、長〜い。
例えば、
「Hi, I'm very afraid to ask you because I know you are DJing right now and I totally do not want to bother you but could you please tell me where the toilet is?」
イギリス在住の方がこれを見たら、そんな言い回しはしない!と言われそうだが(笑)細かい言い回しはともかくとして、イギリスの人はやけに丁寧でセンテンスが長〜い印象。
おわりに
というかんじで、今回は、私の過去8年半にわたるニューヨークでのDJ活動のなかで培った、「トイレはどこ?」の聞かれ方の言い回しの違いで、その人のだいたいの出身が分かるという小話をしてみた。
ここに挙げた以外のエリアの出身の方々の特徴的な聞き方があれば、ぜひコメントを〜(笑)
それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活は続く!!
P.S.
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