リアルなニューヨーク生活!日常の出来事、役立つ情報満載!

ニューヨーク在住9年目、そろそろ情報を発信する側に回り渡米後のリアルなNY生活の中で起こったこと思ったこと、人の役に立ちそうな情報などを書き綴っていくブログ。アメリカや海外生活、DJやアーティスト活動、ビザ取得など興味のある方はぜひお立ち寄りください♪ あなたが知りたかった情報が見つかるかも!

NY チェルシーのレストランでプライベートパーティーでのDJ♩

 

 ニューヨークのDJたちの間では、「プライベートパーティーに呼ばれるようになったら一人前のDJ」という認識がある。

 

 それは何故か?

 

 理由は、クライアントさん(パーティーの主催者)やベニュー(パーティーを行う場所)側からの信頼がないことには、そういったプライベートなパーティーには呼ばれることはないから、ということ。

 

 

 私自身も過去8年間のNYでのDJ活動を通して、日本人ならではの得意技である

 

  • 仕事の時間に決して遅れない!
  • 与えられた仕事を断らず一生懸命こなす!
  • 仕事相手との報告・連絡・相談は迅速かつマメにする!

 

 この3つのことを、コツコツと8年間、積み木を重ねていくように続けてきた結果、ちらほらとプライベートパーティーと呼ばれる場所にもお呼ばれされるようになってきた。

 

 

 過去のプライベートパーティーに関しての記事はこちら↓ 

www.qbolog.com

 

 

 というわけで、先週の土曜日はいつものブランチタイムでのDJのあと、別な場所でのプライベートパーティーで仕事をこなしてきたので、今回はその様子をシェアして見ようと思う!

 

 

NY チェルシーのレストランでプライベートパーティーでのDJ♩

 まず、この日の一つ目の仕事はミートパッキングでのいつもの週末ブランチ!いつものように盛り上げる♩

 

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 トラブルが発生した前回の週末ブランチの記事はこちら↓

www.qbolog.com

 

 

場所を移動する

 一つ目の仕事を無難にこなして、ミートパッキングから少し北東に位置するチェルシーという場所へ歩いて移動。

 

 とくに歩きたかったわけではないが、ちょうどいい移動手段がなかったので、15ブロックほどなら荷物を持っていても歩けるかと判断。

 

 この場所がこの日の2つ目の仕事場!

 

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 時間より早めに着くことをマネージャーにテキスト(携帯のショートメールのこと)して、早めに準備!

 

 上海スタイルの高級レストラン。

 

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機材をセッティング 

 2階へ上がった一番奥の部屋がプライベートパーティー用の部屋。

 

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 前回(昨年末)のプレイを気に入られて2回目の仕事ということで、配線などのセッティングもわかっていたのでサクサクと準備完了!

 

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 どこへ行くにもマイコントローラーを持参するスタイルなので、どんな場所でも同じ環境でプレイできるのはこういった場所ではかなり強み!

 

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パーティーが始まる

  クライアントさんの団体が入ってきてパーティーが始まる♩

 

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 あらかじめ、大まかな選曲のリストはいただいていたので、それに沿った選曲をするも、皆さん私の選曲聞いてますか?と言いたくなるほどにおしゃべりに夢中。(笑)これもNYでのレストランでDJする際のあるあるの1つなので慣れっこ。

 

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私の舌には甘すぎた高級なケーキ 

 この日は、バースデーパーティーということで、主役の青年にケーキが運ばれてきた!下の写真のこのケーキ、マネージャーがこっそり私に耳打ち「あのケーキは3000ドルだよ」と!?「What !?」というしかなかった・・やはりお金持ちという人種はこのニューヨークにはいるのね、と再認識。

 

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 私のところにもケーキが回ってきたので、3000ドルのケーキがどういったものなのかを味見してみる・・・まずっ!(笑)チョコチップのようなものが混ぜてあって私にはちょっと甘すぎた。。

 

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おわりに

 というわけで、今回はマンハッタンのお金持ちのクライアントさんによる、バースデーパーティーの一部始終をシェアしてみた。

 

 ことあと、主役の青年のお父さんらしき方から個人的にチップまでいただき、なかなか私自身も有難い1日となった!(笑)

 

 

 それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活は続く!! 

 

雪の日のレコーディング、ブルックリンで夜のスタジオセッション♪

 

 先日は、なんと夜の10時から・・・(4月に発売される予定の)新曲のレコーディングセッションがあったので、約1ヶ月ぶりにブルックリンの行きつけのスタジオでの録音風景をシェアしてみようと思う!

 

 

  このスタジオ↓

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 楽しみにしていたこの日のセッションだったが、他のアーティスト達の都合もあり時間が夜間となった。しかもこの日はまさかの雪!?

 

 

雪の日のレコーディング、夜のスタジオセッション in BK

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3月に入ったのにまさかの雪

 3月に入ったというのに、まさかの雪で到着したブルックリンのストリートはさすがに人もまばら・・・。このブログIDである "queensboro" という名前のとおり、私は現在クイーンズ区に住んでいるため、ブルックリンまではなかなかの長旅なのだ。。

 

 これを東京の電車で例えると、私がかつて(10年前に)住んでいた世田谷区から→大田区などへ行くような感覚か?!ぐるりと電車を2回乗り継いで行かないといけないため移動に時間がかかる。

 

 

 傘をさしながら、雪で滑らないよう足元に気を配りつつ、いつものようにこの道を5分程、南下。

 

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この日の私の役割

 この日の私の役割は、

 

楽曲のプロデューサーとしての立会いと、

 

 そして知られざるもう一つの顔、

 

素人ビデオグラファーとしてのビデオ撮影(笑)

 

 

 その実、過去にいくつか私が撮影したミュージックビデオが某大手レコード会社の公式YouTubeにもアップされている。

 

 もちろん編集はプロの方にやっていただいているが、なかなかできることでもないので、楽しみながらたまにこういったことをやっている。

 

 

スタジオに到着

 というわけで、

 

Sonyのカメラとカメラスタンド、それから楽曲データを保存したUSBを持参し、忘れ物することなく(3つだけ!笑)無事にスタジオに到着!

 

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レコーディング作業開始

 この日は、帰国直前の日本人シンガーさんも混じえてのセッションだったので、いつもよりもボーカル録りの時間を多めにとった。

 

 

 何テイクも何テイクも録り重ねて、1時間程経過しようやくラフなミックスをする段階となり、信頼しているフランス人のエンジニアさんの作業を興味深く見守りつつ、ときたま口を挟む私。

 

 

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 素晴らしい機材の揃ったスタジオと、腕利きのエンジニアさんのおかげで、この日も無事にレコーディングセッションを終えて、ホッとする♩

 

 

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さらなる長旅・・

 しかし、安心の後にはさらなる困難が・・・。

 

 

 最寄りの駅からの電車がもう走っていない・・・。

 

 

 この長期に渡るトンネル工事の影響↓ 

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 というわけで、雪道をしぶしぶ隣の駅まで歩いた。

 

 

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 閑散とした深夜過ぎのブルックリンの駅のプラットホーム。ここからまた長旅が始まったのは言うまでもない。(笑)

 

 

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おわりに

 というわけで今回は、前回の朝10時のセッションと打って変わり、夜の10時に雪道をかき分けてブルックリンのレコーディングスタジオへ向かう様子をシェアしてみた♪ 

 

 レコーディング作業もひと通り終了し、今春のリリースに向けて納品&書類提出!

 

 

 それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活は続く!!

 

P.S.

パソコン一台での楽曲制作(DTM)に興味があるという方は、こちらをご覧ください↓

『Make Inspiring Beats』 | NY在住 メジャーレーベル プロデューサーが伝授! 〜1からはじめるDTMメソッド〜

 

 

先週末のブランチDJでトラブル発生!?(周辺機器の予備は必要!)

 

 先週末は、レギュラーでDJをしてかれこれ4〜5年になるレストランのマネージャーから「土曜日回せる?」と、また木曜日の夜に連絡がきて土曜のブランチタイムでのDJの仕事に向かった。

 

 

  この場所 ↓(ミートパッキングにあるイタリアンレストラン)

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 と、ここまでは順調どころか、いつもより早く到着し、余裕を持って機材のセッティング・・・

 

 

 の、はずだった!!

 

 

先週末のブランチDJでトラブル発生!?

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 しかし、何故だかMacBookの画面が明るくなったり暗くなったりとチカチカしているので、何かがおかしい・・・と思い電源まわりを確認してみることに。

 

 

 おそらくブース横の電源タップの差し込みの調子が悪いのだろうと、念のため常備している自分の延長コードを使うことにしたところ・・・

 

 

 状況変わらず、チカチカ!!

 

 

 このチカチカ、つまり、MacBookの電源を差すと明るくなり、抜くと自動的に省エネモードに切り替わり明るさが軽減するという意味、のチカチカ。

 

 

 つまり、電源の抜き差しをしていないのにチカチカするということは、完全にどこかの接触が悪いということ。

 

 

原因はUSBハブの劣化だった

 そして、まわりのウェイターさんやウェイトレスさんたちは、はいつもと変わらずリラックスした雰囲気で開店前の準備も終わり雑談をしているなか、

 

 DJの私だけが、文字通り、『人知れず』焦っていた。。

 

 そして、突き止めた原因はコイツ(USBハブ)だった↓

 

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 コイツの役割というのは、

 

 新型(2017年以降のモデル)のMacBook Proには、それまでについていたUSBポートがなくなり、新しい規格である「USB-C」というさらに小さなポートが標準で備わっているのだが、いまだ、音楽関連の機材には従来のUSBが標準の規格とされている。

 

 それに加え、私の持っているMacBook Proのグレード的に「USB-C」が2つのみ!

 

 しかもこの新型のMacBook Proはいままでのモデルと違って電源も「USB-C」ポートから供給される仕組みに変わっている。

 

 

 そのため、私が必要なポートは

 

  • 外付けのハードディスク(膨大な曲のデータ用)
  • 電源
  • DJ用のコントローラー(従来のUSB)

 

 この3つ!

 

 

 そこで、先ほどのHub(ハブ)と呼ばれる小さな変換コネクターを間にかますことで、下の画像のように電源を供給しながら従来のUSBと外付けのハードディスクの3つを同時に使用することを可能にしてくれているわけなのだ。

 

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状況をマネージャーに申し出る

 原因が判明し、時計を見ると、12:50。開店10分前・・・。

 

 意を決して、マネージャーに申し出る。

 

 「Well, I have a SERIOUS PROBLEM with this...」

 

 と言って先ほどのハブを差し出し、(アンプロフェッショナルだと怒られるかな・・・と思いつつも)諸々を説明すると、

 

 そのマネージャーは直ちに近くにいた男性スタッフにこれと同じものを速攻で買って来るようにと命じる!(めちゃめちゃ冷静で、頼もしい!)

 

 

問題が解決する!

 待つこと30分・・・すでにお客さんは入っている・・・

 

 成すすべなし・・・(不安)

 

 

 

 さらに待つこと30分・・・

 

 男性スタッフが帰ってきた!!!これこれ!!!助かった!!!

 

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 というわけで、さっそく開封し接続してみると、

 

 

 バッチリ!!!

 

 

 いつものように正常に動作してくれたので、ようやくプレイ開始♪

 

 

いつものようにプレイ開始

 その後は何事もなかったかのように無事にプレイして事なきをえた。

 

 バースデーパーティーのテーブルも盛り上がる♪

 

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 安心したせいか急にお腹が空き、いつもの特大バーガーにかぶりつく。(笑)

 

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おわりに

 そんなこんなで今回は、DJの現場で周辺機器のトラブルが発生したというお話をシェアしてみた。

 

 ニューヨークでは、基本的に一つのパーティーにおいて一人のDJが最初から最後までプレイすることが常なので、忘れ物などないよう普段から人一倍気をつけているつもりなのだが、今回は周辺機器の「劣化」ということでとんでもない事態に陥ってしまった。

 

 しかし、何が一番怖かった?というと、この日の夜にまた別の仕事が入っていたので

 

 この場所で↓

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 もしも!

 

 このときに同じトラブルが起きていたら、夜間なので周辺機器を売っているお店が開いていないので、完全にアウトだったということ。

 

 

 今回は昼間の仕事だったので、

 

  • お店に買いに行ってもらうことができたこと
  • マネージャーが親切だったこと

 

 この2つで救われたわけだ。

 

 

これも一つの教訓ということで、近いうちにさらに予備のハブも購入して、今後のトラブルを未然に防ごうと思う!!!

 

というわけで、リアルなニューヨーク 生活は続く!!!また次回!!

 

NY イーストリバーに臨む夜景 ルーフトップラウンジでのDJ♩

 

 数週間前から新しくレギュラーのローテーションでお仕事をいただいているマンハッタンのミッドタウン・イーストにある、夜景が見渡せる素敵なルーフトップラウンジでDJをしてきたので、今回は再びその様子をお届け♪

 

 

 前回の記事はこちら↓

www.qbolog.com

 

 

 今回は、新たなレギュラーDJ陣の導入にともない、ベニュー(お店のこと)側の幹部クラスが視察に来るということで、所属するエージェントの中の数居るDJの代表としてこの夜を任された!(やっぱ日本人は信頼が厚いってこと?😊)

 

 

イーストリバーに臨む夜景 ルーフトップラウンジでのDJ♩

 以前の記事にも書いたように、このお店はミッドタウン・イーストにある。この国際連合本部ビルの2ブロック北に位置する。

 

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トランプタワーの近く

 国連ビルのはす向かいには、このトランプタワーがそびえ立つ。

 

 

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 ミッドタウンのイースト側はこういった公的機関や重要なビルディングが多いエリア。

 

 

49丁目のビルディング

 トランプタワー前から見えるこの建物の最上階が、私の今夜の仕事場🎧

 

 

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 49丁目にあるこのビルディングは、知る人ぞ知るといったかんじのひっそりとしたエントランス。

 

 

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店内の様子

 エレベーターで26階まで上がると、中はめちゃめちゃファンシーな空間!

 

 

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クイーンズブリッジも綺麗に見えた

 この日は(寒いけど)なかなか良い天気だったので、クイーンズブリッジも綺麗に見えた!

 

 橋の向こう側は、ここ数年ハイソ化(ハイソサエティ=上流階級の略。)がどんどん進むクイーンズのロングアイランドシティー。ニューヨークの地価はいまだ上がる一方⤴︎

 

 

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この日の私のオフィス

 私の機材の左側には、お店の立派なCDJと呼ばれる機材があるにもかかわらず、いつものごとく使い慣れた小さなマイコントローラーを持参してセッティング。

 

 

 いまの時代において、機材はけっしてデカけりゃ良いというわけではない、使い慣れたものが一番ストレスがなくプレイそのものにフォーカスできる、というのが私の持論だ。

 

 

 少し前までは、周りのDJたちやマネージャーたちからも「店に機材があるのになんでお前はいつもわざわざコントローラーを持参するんだい?」と不思議がられていたが、最近ではすっかり「コントローラーを持参するアジア人DJ」ということで定着している。(笑)

 

 

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 ブース下から屈んで撮影📷天井から下がるキラキラが素敵☆

 

 

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もっとも気を配らなければならないことは選曲

 ニューヨークでDJを仕事にする場合に、もっとも気を配らなければならないこと、それは、選曲!

 

 ベニュー(お店のこと)側の求める選曲をしなければ、わざわざDJを雇う必要がない。当然の話だ。

 

 

 この日の、このベニューでも、4時間分のセットの大まかな選曲の流れを事前に丁寧なemailでいただいていた。しかも、ゼネラルマネージャーがじきじきに視察に来るということで、失敗は許されない。

 

 というプレッシャーがかかればかかるほど、仕事というものはなぜか楽しい♩

 

 

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おわりに

 というわけで、いつになく正装して臨んだこの日のセット(選曲)はゼネラルマネージャーや他の幹部クラスの方々にも気に入ってもらえたようで、無事に役目をこなすことができた♩

 

 

 アメリカはそろそろタックスシーズンと呼ばれる所得税の納税の季節。私もあと一通の書類が揃えば申告できるので、その準備に入ろうと思う! 

 

 

 アメリカのアーティストビザ保持者の必須書類についての記事↓

www.qbolog.com

 

 

 それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活は続く!!