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ニューヨーク→地下鉄→Lトレイン→カナーシー・トンネル工事の影響について調べてみた【NYお役立ち情報】

 先日の水曜日に行われたロックフェラーセンターでのクリスマスツリー点灯式をかわきりに、ニューヨークもいよいよクリスマス・モードが高まってきている!それに伴いマンハッタンのストリートもいつもの倍くらいの混雑ぶり、当然ながら移動する地下鉄もめちゃめちゃ混んでいる!

 

 ということで、今日はそんなニューヨークの地下鉄に関する話題、そう、ここ数年ずっと囁かれ続けていた「Lトレイン(14丁目を横に走るグレーのライン)のトンネル工事に伴う影響」について、MTAの公式Webサイト http://web.mta.info の情報をもとに、

10年間このLトレイン沿いに住んでいる私の友人の意見も交えながら、ここで改めて検証してみようと思う!

 

カナーシー・トンネル工事の影響について

 

 

はじめに

 あなたがもし来年(2019年)の春(4月)以降にニューヨークに訪れる予定、引っ越してこられる予定、またブルックリンに興味がある方や現在住まわれている方々にとっては、きっと参考になることも多いかと思うので是非最後まで読み進めていただければと思う。

 

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Lトレイン

 Lトレインは、マンハッタンの14丁目を東西に走るラインで、8アベニューからブルックリンのカナーシー・ロッカウェイ・パークウェイという駅までの完全ローカル(各駅停車のみ)なラインで、1990年から利用者が増え始めたそう。

 

Lトレイン沿いのエリアは?

 この工事による影響が出るというLトレイン沿いのエリアとは、主にどの辺なのかというと?ブルックリンの北部に位置する「ウィリアムズバーグ」、その奥の「ブッシュウィック」そのさらに奥の「イースト・ニューヨーク 」という東西に及ぶエリアで、このこの工事で約40万人に影響が出ると見積もられている。

 

工事期間はいつからいつまで?

 MTAの公式の発表によると、工事が始まるのは2019年4月27日からで、約15ヶ月に渡って行われる見込みのよう。

 

Lトレインのどの区間に影響が出る?

 ブルックリン内での運行はされるがベッドフォード・アベニューまで、とのこと。なのでベッドフォード・アベニュー駅からマンハッタンにかけての長い区間が閉鎖されることになる。(下の画像を参照)

 

 

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カナージー・トンネル

 イースト・リバーの下を通り、マンハッタンとブルックリンを繋ぐトンネル「カナーシー・トンネル」。来春から大規模な修復工事が始まるのがこのトンネル。

 

なぜこのタイミングでトンネル工事?

 ではなぜ、このような長い期間に及ぶ大掛かりなトンネル工事がこのタイミングで行われることになったのかというと、その最大の原因が、2012年10月22日にニューヨークを襲ったスーパー・ストーム「サンディー」の影響。

 

 忘れもしない6年前、マンハッタンの40丁目から南側のエリア全てが停電で真っ暗になったあの「サンディー」によるダメージが深刻化しており、この修復工事をやり遂げなければ、もしもの事態が起こった場合の被害はMTAがまかない切れる額ではない、ということのようだ。

 

 これまでも修復作業は行われてきているものの、それらはあくまでもテンポラリーにすぎず、今回の大規模な作業は選ぶ余地のない選択ということらしい。

 

どういった工事なのか?

 実際にはどういった工事が行われるのか?というと、まず下の画像を見てほしい。

 

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   <captcha from mta.info>

 

 「カナーシー・トンネル」はこのように一車線のトンネルが2本通る構造になっていて、その断面図が下の画像。

 

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   <captcha from mta.info>

 

 断面図の左右の下側にある青色の部分が、地下鉄の電気や信号を伝えるための何マイルにも及ぶケーブルを覆う「ダクト・バンク」という。

 

 「サンディー」による浸水がこの部分にまで達してしまい、流れ込んだ泥が時間が経って乾きセメントのように固まってしまい、古くなったケーブル類を引き抜くことができない状態となってしまった。つまり、ケーブルを新しくすること(37000フィートに及ぶ古いケーブルの差し替えが現実的に必要)が根本的にできない状態となってしまっているわけなのだ。

 

 

 この問題を解決するための大規模な工事が、先にも述べたように2019年4月27日から約15ヶ月に渡って行われるというわけ。このような長い期間Lトレインが閉鎖されれば、当然ながら住んでいる人たちが一番影響を受けることになる!

 

ブッシュウィック在住10年の友人

 ではここで、ブッシュウィック在住10年になるという私の友人Y氏にこの件に関していくつかチャットで質問をしてみたのでシェアしてみよう。

 

 

① ブッシュウィックの魅力は?

 古いヒスパニックのコミュニティーと、若い人達の多種多様な文化が入り混じっていて、便利じゃないのだけれど不便じゃなく生きれる感じかな。

 

② Lトレインが閉鎖される来春以降は引っ越しを考えてる?

 職場がマンハッタンではないし、アパートメントの大家さんとの関係も良好なので、引っ越す理由はない。引っ越したらまたゼロから色々と手続きが面倒だし。

 

③ マンハッタンに行くときの手段はどうする?

 Lトレインほど便利ではないけれど、Mトレインでも十分用事は足りるし、JZラインも使えるのでダウンタウン経由での移動になる。

 

 

 ↑以上のようなかんじで、Y氏にはさほどダメージはないように思える。が、これはY氏の職場がマンハッタンではないということが大きい。

 

影響が出る層

 では、どういった層に影響が出てしまうのかというと、ここが一番大事なポイントなのだが、大きく以下の2つが考えられる。

 

・ブルックリン内のLトレイン沿いに住んでいて、尚且つ毎日マンハッタンへ通う層。

 

・マンハッタンからウィリアムズバーグやブッシュウィックを訪れる層。

 

 ということになりそう。

 

結論

 つまり、よほどこだわりを持ってウィリアムズバーグやブッシュウィック近辺に住んでいるという人は良しとして、これからニューヨークに移り住む予定・ニューヨーク内での引っ越しを考えていて、尚且つマンハッタンへ毎日通う学生さんや社会人の方は、まぁ不便になることは間違いないのでは?というのがニューヨーク在住8年になる私の見解だ。

 

 とは言え、ブルックリン北部の独特のレイドバックしたオシャレな雰囲気は不滅なので、これからも人気であり、この工事により家賃が下がるなどということはなさそうなので、好きな方は向こう1年半の間だけ辛抱すればいいわけだ!私がここで言っているのはあくまでも「2019年4月27日から約15ヶ月」という期間の話なので。

 

代わりの交通手段

 では、最後に代わりの交通手段はどうなるのか?ということを検証して〆ようと思う!

 

・ウィリアムズバーグ・ブリッジ上を走る、J、M、Zのラインが増便になる。

・クイーンズ経由でマンハッタンへ向かうための、G、7のラインも増便になる。

・G、Cのラインの車両が追加されて長くなる。

・平日の夜間にMトレインが2アベニューからメトロポリタンまで通る。

・2019年の10月以降からM14バスがイースト・リバーを渡るようになり、200台ほど増加予定。

・マンハッタンのデランシー・ストリートからブルックリンのグランド・ストリートまでの区間を走るバスが導入される。

・限られた時間のみフェリー・サービスが開始される。

 

 大きく以上のようなサービスが展開される模様なので、これから引っ越しを考えている方はこれらを考慮に入れた上で検討してみてはいかがだろうか?

 

 長くなってしまったが、、それではまた次回!!!

 

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