リアルなニューヨーク生活!日常の出来事、役立つ情報満載!

ニューヨーク在住9年目、そろそろ情報を発信する側に回り渡米後のリアルなNY生活の中で起こったこと思ったこと、人の役に立ちそうな情報などを書き綴っていくブログ。アメリカや海外生活、DJやアーティスト活動、ビザ取得など興味のある方はぜひお立ち寄りください♪ あなたが知りたかった情報が見つかるかも!

NY非常事態、我が家にやってきた小さなマシン、大きな革命

スポンサーリンク

ニューヨーク、今日で引きこもり23日目。

もはや、窓から見える無人のストリートと

一日中聞こえてくる救急車のサイレン音にも慣れてきた感がある。

 

そんな非常事態時の生活の中で、先日

我が家である革命が起きたので

今日はそのことについて書いてみようと思う。

 

やってきた救世主の姿はこれ↓

f:id:queensboro:20200406002718j:plain

浴槽の中に置けるくらい小さな洗濯機

 

 

我が家にやってきた小さなマシン、大きな革命

先日、私はこういったツイートをした↓

 

 

ご存知ない方も多いかもしれないので説明すると

ニューヨーク市の住宅事情的に

 

ほとんどの家庭に洗濯機はない

 

ニューヨーク市では、

水道代は大家さんが払うことになっているせいか

はっきりした理由は分からないが、とにかく

 

コインランドリーを利用するのが一般的

 

となっている。

 

 

近所のランドリーは2月頭に閉店していた

私の住んでいるアパートメントの近くには

いくつかのコインランドリー屋さんが存在しているのだが、

最寄りのランドリーが2月頭頃に忽然として閉店し

以降は開くことはなくなってしまった。

 

というのも、移民の多いニューヨーク市では

各職業が人種によって別れている

といった表現が相応しいかどうか分からないが、

 

例えば、

郵便局や駅の窓口の係員には黒人や中国人が多く、

キッチンやデリバリーの仕事はメキシコ人が多く、

大家さんは白人が多く、

グロッサリー屋はアラブ系の人たちが多い。

 

といった流れでランドリー屋さんの経営者に関しては

中国人かメキシコ人が多いのだが

我が家の最寄りのランドリーの店主も、やはり中国人だった。

 

私の推理としては、

その店主は1月末の中国の春節(旧暦元旦)で故郷へ一時帰国し

いま大流行しているアレのせいで

アメリカへ戻ってくることができなくなってしまったのではないか?

と読んでいるが、真相やいかに?!

 

 

少し遠くの別のランドリーを利用し始めた

そんなこんなで、

私と私のルームメイト達はしばらくの間

少し離れた別のランドリーを利用し始めたのだが、

 

少し離れるだけで、重くてしんどい!

 

さらに

 

時間がかかる!

 

こういった理由と、

それからもう一つ、感染のリスクが高まる

といった2つの理由で

 

私たちは3月からは文明を逆流するように

 

お風呂場の浴槽で洗濯をするようになった。

 

 

奇跡が起きた

それからというもの、私たちは常々

 

「桃太郎の時代に戻ったねー」

「洗濯機欲しいねー」

「洗濯機買っちゃおうか?」

 

という会話をしていたのだが、

そんな折に、奇跡が起こった!

 

なんと、ルームメイトの一人が

引っ越しをする友達(隣の家)のお手伝いに出かけた際に

小さな洗濯機を譲り受けてきたのだ!!

 

 

非常事態時には当たり前が当たり前ではなくなる

先のツイートで、どれだけこれが革命的か

お分かりいただけたと思うのだが、

非常事態時には普段当たり前と思っていることが

当たり前ではなくなるということ。

 

これから、夏までこの「自宅待機」が続けば

多くの人々が失業し、家を失い、食に困るようになるかもしれない。

 

そんな中で、今回は我が家に

小さな救世主が現れ、大きな洗濯革命を起こしてくれた!!

 

この先の見通しはまだ見えていないが、

いまや「震源地」と言われるまでに感染爆発している

ここニューヨークで

私たちはタフに生きていかなければならない。

 

Stay at home, stay safe!!