私がいま現在クイーンズに住んでいる理由
ニューヨークに長いこと住んでいると、いろんな人に遭遇し話す機会がある。
そういったの際の定番の会話「いまどこ住んでるんですか?」的な質問に、「クイーンズです」と答えると、「あ、そうなんですか」的な反応をされることがあるので、今回はその辺のお話に少〜しだけ触れてみたいと思う。
まず、なぜ意外そうな反応をされるかというと、おそらくだが、(DJの人とかってブルックリンとか住んでそう・・的な)イメージが先行している場合が多いのではないだろうか。
たしかに、スパイク・リー監督の映画や様々なアーティストの出身地ということでブルックリンという地区はやけに有名というか、名前がブランド化しているところがあるのは否めないが、現実としてマンハッタンに通いにくい・・。
下の記事を読んでいただくとわかるが、そもそも私のニューヨーク生活はブルックリンのベッドスタイというちょっとキケンな地区からスタートした。↓
年に数回しか会わないが、いまだに親戚のような付き合い方をしている同郷の友達がブルックリンに長いこと住んでいて、「クイーンズに住んでいる人とはバイブスが合わないなぁ」などと冗談めかして言われることがある。(笑)
私ももうすぐNY在住8年半になるが、ブルックリンからスタートして、東西のハーレムにもトータルで3年間住んだ過去がある。こうなると、いろんなエリアに対してもはや物珍しさなどはなくなって、
- 自分の身の丈に合った家賃
- 自分の仕事場に通いやすい
- 比較的治安も良い
- 近所に日本の食材を売っているお店がある
という4拍子揃ったエリアは、私の場合クイーンズなわけだ。
言うてクイーンズも広大だが、比較的浅めの西側のエリアに住めば下の画像の赤い矢印のようにマンハッタンのミッドタウンにとても通いやすいというメリットしかないわけだ。
<capcha from google map>
おわりに
というわけで今回は、私がいま現在クイーンズに住んでいる理由をなんとなく書いてみた。
なにはともあれ、(私も含め)ニューヨークに挑戦しにやってくる多くの日本人の方々は、語学学校やら職場やらでおそらく毎日せっせとマンハッタンのミッドタウンに通わなければいけないであろうし、その場合、いかにコミュートの便が良いかを優先して考えるべきだと私は思う。
なぜなら、永住権を持っている人以外の方々がこの街に滞在できる期間というものは限られているからだ。
どこに住もうかな?などと考えている暇で、自分が渡米した目的の遂行に時間を費やす方が大切なのではないかと思う。
最後にもう一つ、家賃が異様に高いニューヨークでは大概の場合シェアルームにステイすることになると思うので、エリア以上にルームメイトとの相性ということの方が、生活する上で優先するべきことの1つかもしれない。理想のエリアに住んだもののルームメイトがストレスの原因になってしまうパターンもとても多いのが現実・・。
それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活はつづく!!