先日のアフリカ人男性とのカルチャーショックの話の記事で少し触れた、国の公用語について少しお話ししたいと思う。
(先日のカルチャーショックについての記事はこちら ↓ )
えっ、1つの国なのに公用語が4つ!?カルチャーショック編
皆さんご存知の通り、日本では公用語が日本語のみなのでほとんどの人が日本語のみを話す。
たまに英語を話す人がいると『すごい!二か国語も!?』となる。
しかし、世界的にみて二か国語、またはそれ以上を話す国、人はかなり多い。
フィリピンの公用語は2つ
例えばアジアならフィリピン。
フィリピンでは英語と自国の言葉2つを話し、学校の授業は全て英語で行われる。
アメリカなどに行く前にフィリピンで3ヶ月ほど語学留学をする人は多いと思うが、フィリピンの英語はアジア英語でかなりなまりがあるので、アメリカまたは他の英語圏にいくとあまりの英語の違いにびっくりすると思う。
これはあくまでも個人的な見解だが、金銭的な問題でフィリピンにいくのなら良いと思うが、他の英語圏にいずれ行く予定なら、英語は勉強すればどこでも取得できるので、わざわざ英語学習の為だけにフィリピンにいかなくても特に問題は無いと思う。
スイスの公用語は4つ
話はそれたが、他にも二か国語以上話す国は沢山ある。
スイスなんて地域によって言葉が違い公用語はなんと4つ!
スイスはエリアが4つに分かれており、『フランス語』『ドイツ語』『イタリア語』『ロマンシュ語』を話す。
『ロマンシュ語』は今では一部の人の間でしか使われておらず、ロマンシュ語を話す人はかならずその他の公用語も話す。
アメリカには移民が多いため二か国語を話す人は多い
と、ここまでは国ごとの例として話してみたが、個人でも二か国語以上話す人は多い。
ことアメリカには移民が多いため、ほとんどの人が公用語の英語と自分の母国語の2つを話す。
自分はアメリカで生まれたが、親が他の国からの移民という場合は、家では親の出身の国の言葉、外では英語を話すというのが普通。
外で子供などを見ていても、子供同士では英語を話してお母さんに話しかける時は他の言語で話して、という感じでうまく使い分けている。
私の身近な例としては、私が所属する(DJの)エージェントのなかには、スペインとトルコのハーフの人や、去年ラーメンを食べにラーメン屋さんへ連れて行ったイタリアとアフリカのハーフの人など、親同士が別々の国出身だったりすると、三か国語を話すことも珍しくない。
(ここに連れて行った友人 ↓ )
また、私が毎週土曜日にブランチタイムでDJをしているイタリアンレストランのマネジャーは、イタリアとロシアのハーフなので、オーナーと話すときはイタリア語でロシア人のスタッフと話すときはロシア語、でも第一言語は英語というかんじ。
このように、アメリカでは二か国語を話すことは普通なので、一か国語しか話せない人の方が少なく、二ヶ国語や三か国語話すくらいでは特に驚かれもしない。
四か国語と聞くとやっと『へー、すごいね』となる。
日本人の私からすると四か国語なんてどのような脳みそになっているのか気になって仕方ない。(笑)
おわりに
というわけで今回は、世界の公用語についてシェアしてみた。
日本にいると一か国語を話すことが普通だと思っていたが、アメリカにきてから、一か国語しか話さない割合の方が少ないんだなぁと感じた。
海外に住むと本当にカルチャーショックが多い!
それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活は続く!!