先週末のニューヨークはとてもとても暖かく、気温が18℃まで上がった。年間の半分以上が寒い季節となるニューヨーク、ちょっと暖かくなる週末の街中の賑わい方はハンパない。
こうなると、DJを職業としている私の予想「この気温だと今週は飛び入りの仕事が入るかもな」は見事に的中し、予定されていた仕事の他に2本の飛び入りが入ってきた!
というわけで、その飛び入りの仕事のうちの1つが、土曜日の夜のスポーツバーでのDJ♩
先週末はマンハッタンのチェルシーにあるスポーツバーでDJ♩
この日の場所は、冬の間に何度か金曜日に呼ばれてプレイしたことがあった、マンハッタンのチェルシーというエリアにあるスポーツバー。
チェルシーはミッドタウンの南西に位置するエリアで、エンパイアステートビルを東側に真近に見ることのできる34ストリートから14ストリートまでの間の西側の一角を占める、マンハッタンのなかでも住みたいエリア上位の便利な場所。
<capcha from google map>
そんな高級エリアであるチェルシーにある、スポーツバー。今回の仕事の内容は時間帯(夜10時〜2時)ということ以外いっさい聞かされていなかったので、いつものかんじかな?というノリで、ちょっと疲れた体にムチ打って出かけた。
というのも、この日は前日の夜に仕事をして、
寝不足でいつものこのブランチの仕事に出かけ↓
さらにその後の仕事だったので、濃いめのコーヒーを飲んで向かった!
天気の良い土曜の夜とあり、エントランスを入ると店内は混んでいた。いや、というより、めっちゃめちゃ混んでいた!!予想以上に混んでいて、唖然とした!!!
(DJブースからの景色↓)
それもそのはず、この日はNCAAというアメリカのカレッジバスケットボールの準決勝、ミシガン大とテキサス大の試合を観戦するという趣旨だった。なので、いつもの様子と全然違っていたわけだ!
ということで、何も知らずに到着した私のここでの任務は、その試合中継を画面で確認しながら試合中継の音声を流しつつコマーシャルの間だけ何曲か曲をかけて、また中継が始まったら切り替えるという、中継音声とCM間の音楽を切り替えながらその場を盛り上げる、という役割りだった。
ニューヨークのスポーツバーではよくあるパターンで、過去に何度かこなしたことのある内容だったので、それ自体はOKだったのだが、問題は・・・
マネージャーが切り替えるための配線の仕方をよくわかっていなかった・・(笑)
というわけで、昨夜に回したDJとフェイスタイムしながら配線の仕方を確認する。混雑しているガヤガヤの中で、専門的な会話を英語ですることで脳内疲労感MAX・・・電話すること10分。なんとか解決してプレイ開始!!
なんとか問題をクリアし、そつなく役目をこなすことでマネージャーから「Great job, tonight!」と言われ、めでたしめでたし!
こういった眺めのなか試合終了まで切り替え作業、その後は深夜2時の閉店までひたすら選曲し続けた♩
ちなみに、この場所のブースは壁の中の埋め込みタイプなので目立たないのをいいことに、このように一晩を通じて長椅子に座ってプレイ(笑)身体はラク、でも頭だけ異様に疲れるのがこの手の仕事の共通点(笑)なぜなら地味〜ぃに責任が重いから。
おわりに
今回は、飛び入りで入ってきたマンハッタンのチェルシーにあるスポーツバーでのDJの仕事の様子をシェアしてみた。
チェルシーに関する記事たちはこちら ↓
いまはマンハッタンの高級スポーツバーでカレッジバスケットボール観戦の音楽を担当できるまでになったので、いずれはマディソンスクエアガーデンでNBAニューヨークニックスの試合の音楽を担当できる日がくるかも?またはブルックリンネッツか?
夢は大きく持っていこう!
それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活はつづく!!
P.S.
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