大都会ニューヨークには、世界中から腕利きのDJたちが自分の「実力」と「運」を試しにやってくる。もちろん、滞在する期間やステイタス、チャンスを掴めるか掴めないかは人それぞれ。中にはうまく波に乗り切れず短期で帰国してしまう人から、チャンスをものにして忙しく活躍している人など、さまざな。だからこそ面白い!
かく言う私は、近年とても取得が困難と言われ続けているアメリカでのアーティストビザを取得し、渡米から9年目を迎えた今もDJを生業としてこの街でサバイブし続けている。と言うと聞こえは良いが、この物価の高いニューヨークで一社会人として生きているからには当然のことながら、家賃と税金を払っていくために稼がなければいけない。
というわけで、タイトルにも挙げたように、今日は
ニューヨークの12月はDJにとって最も稼げる季節ってほんとうなのか?
について書いてみようかと思う!
結論から先に
結論から先に言うと、
本当であります⭕️
先にも述べたように、この物価の高いニューヨークの街で家賃と税金を払って生活していかなければならない。社会人として稼ぎは大事なことなのだ。夏場のルーフトップや野外イベントなどに負けず劣らず、12月はDJにとって最も稼げる大切な季節というわけなのだ。
久しぶりの連絡
ここ最近、私も色々な友人・知人の方々からの久しぶりの連絡が多く、またそのほとんどが今月◯日の◯曜日は空いてるか?とか、回せるか?といった内容。
つい先ほども、知人からそのような内容のテキストメッセージがきたのだが、残念ながらその日時はすでに別な仕事で埋まってしまっていたため、断らざるをえなかった。なかなか良いディールのプライベート・イベントだったので受けられなくて非常に念だった。。(>_<)
一年で最も稼げる季節
このように、ニューヨークの12月は私のようにDJを生業としている人間にとっては最も稼げる季節となるので、常にフットワークを軽くしてなるべくチャンスをこぼさないように、と普段よりもさらに気を配りながら生きている。
ホリデー・パーティー
ではいったい何故、12月が最も忙しいのかと言えば、それはやはりホリデー・パーティーが増えるから。クリスマスや年の瀬で、職場や仲間同士でワイワイ集まるようなパーティーがニューヨークの人々は大好きなので、それに比例してこの時期はパーティーを盛り上げるためのDJの需要が高まるというシンプルな理由だ。
例えば、先日私がプレイしてきたウォール街でのプライベート・パーティーなどはとても良い例だと思う ↓ 要はこういったパーティーが増えるわけだ。
ニューイヤーズ・イブ
そして、そんな稼げる12月の中でもさらに稼げるのが「ニューイヤーズ・イブ」。つまり、大みそかのカウントダウン・イベントだ!私は、ここ数年本当にこの日が楽しみで仕方がない。(笑)
ニューヨークでのアーティスト活動は、山あり谷ありの連続。ときには仕事がぜんぜん入ってこなーい。。なんてこともあったりするわけで、そんな意味でこのニューイヤーズ・イブは収入の年末調整のようなもの。(笑)
おわりに
なにせ、年が明けてしまえば寒くて長〜いスローな冬がひたすら続くこのニューヨーク。12月のホリデーシーズン中になるべくディールの良いイベントを今年も取れるだけとって、長い長い冬に備えなければならない!!童話「アリとキリギリス」のアリのように...(笑)
併せて読んでおきたい!いまニューヨークで大人気の曲たち↓
それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活は続く!!