ニューヨークでは、街に出るといたるところにオシャレなコーヒーショップやカフェがあり、気軽に美味しいコーヒーを飲むことができる。そして、この美味しいコーヒーを家でも飲みたいという場合に重宝するのが、コーヒー豆屋さん。数あるニューヨークのコーヒー豆屋さんの中でも、在庫の種類が豊富で、私も長いこと頻繁に利用している大好きなお店が「ポルトリコ」。
私がこの「ポルトリコ」を知ったのは、かれこれ4〜5年ほど前。友人の付き合いでフラリと立ち寄ったのがきっかけ。初めてお店の中に入ったときに目にしたコーヒー豆の種類の豊富さと、その匂いの良さが衝撃的だった。もともとコーヒーは大好きでほぼ毎日といっていいほど飲む方だったが、もっぱらデリやカフェで購入するタイプだった私だが、その友人の勧めで一度豆を買って「ポルトリコ」のコーヒーを家で淹れるようになってからは、習慣が変わったほど。
NYのコーヒーラヴァーがコーヒー豆を買うお店 ポルトリコ
ポルトリコのかんたんな歴史
先ずはこの「ポルトリコ」のかんたんな歴史をたどってみよう。創業は1907年と古く、イタリア系のロンゴ一家によって100年以上も経営されてきている老舗。公式のWebサイトを見る限りではいま現在のオーナーはピーターさんという方のようで、「ピーターの週替わりセール」という特売コーナーのページもあり、オンラインで注文できるのもいくつものレストランなどに卸業を行なっているこのお店ならでは。
お店のロケーション
「ポルトリコ」は計4店舗あり、本店がグリニッジ・ビレッジのブリーカー・ストリートというオシャレな通りにある。
- グリニッジ・ビレッジ本店:201 BLEECKER ST. NEW YORK, NY 10012 MAP
それから以下が支店のロケーション。
- イースト・ビレッジ:40 1/2 St Marks Pl, New York, NY 10003 MAP
- ロウアー・イースト:120 Essex St, New York, NY 10002 MAP
- ブルックリン:636 Grand St, Brooklyn, NY 11211 MAP
お店の様子
では私が実際に撮ってきた写真をまじえながら、100年以上続くグリニッジ・ビレッジ本店の店内の様子をみていこう!
外観
えんじ色が目印の古めかしい外観がオシャレ。この時期はホリデーシーズンとあってクリスマスのデコレーションがされていた。店先に置いてあるベンチは夏場は誰かしらが座ってコーヒーを楽しんでいるが、この時期は寒いのでがら空き。
Webサイトにも乗っている「週替わりセール」の品種が丁寧に書かれている。
店内のコーヒー豆の数々
それほど広くない店内にはギッシリとコーヒー豆の数々が並べられてあり、好きなものを選んで注文することができる。
奥の方にもギッシリ。
近寄って見るとこんなかんじ。もちろん品種によるが、だいたい1パウンド(約453グラム)あたり9ドル〜12ドルの間で、量り売りスタイル。
2つあるショーウィンドウの窓際にもこれだけ並べてある。
その他のアイテム
「ポルトリコ」には、その他コーヒーにまつわるアイテムが様々取り揃えてある。これらはエスプレッソメーカー。値段を見てみるとなかなか高額。
こういったポーチ類など、可愛らしい小物も置いている。
カフェコーナー
さらにその奥にはカフェコーナーもある!この日のスペシャルは「ホワイトチョコレート・モカチーノ」という商品で3.25ドルだった。
レジ前のキャラメル
それから、レジ前に置いてある1個55セントの大きなキャラメルが美味しい♪
量り売り
コーヒー豆を注文すると、下の写真の店員さんの前にある大きな秤ではかってパウンドごとに袋に詰めてくれる。ちなみに私の場合は、この店員さんの右手側に置いてある「フレンチ・コスタリカン」という品種が好きなので、これを毎回2パウンド(約907グラム)ほど買ってだいたい3週間ほどで飲み切るかんじ。
私のコーヒーの淹れ方
では、せっかくの機会なので、ここで私queensboroの生活の一部となっているコーヒーの淹れ方を紹介してみよう!
自宅のコーヒーセット
前記の「ポルトリコ」で購入したコーヒー豆「フレンチ・コスタリカン」という品種が下の写真左側の茶色い袋。他が私のいつものコーヒーセット♪
コーヒーメーカーは、ニューヨークではスタンダードとされる「ミスターコーヒー」というメーカーのものを何年も使用している。現行のモデルはおそらく下のものでめちゃめちゃ簡単でタフなのでおすすめ↓
ミスターコーヒーパフォーマンスBrew 12 - Cupプログラマブルコーヒーメーカー、レッド/ブラック/ステンレススチール
[ミスターコーヒー] Mr. Coffee バスケットスタイル コーヒーフィルター 8-12カップ 高品質 ホワイトペーパー 50枚入り Made In USA 【並行輸入品】
毎回コーヒーミルを使って豆を挽く!昔は「ポルトリコ」で豆を買う際にグラインドしてもらっていたのだが、日が経つと酸味が強くなるように感じてからは電動のミルマシーンを使って毎回挽いている。細かく砕けば砕くほど苦味が強くなるので、お好みで時間を調節。
ミルマシーンは「カプレッソ」というメーカーのものをかれこれ3年弱愛用しているが、これもめちゃめちゃ長持ち。親指でレバーを下に押すだけなのでとてもかんたん♪
Capresso 505.01 Cool Grind Coffee/Spice Grinder Black 【Creative Arts】 [並行輸入品]
一杯分の豆の目安は、歯が隠れるか隠れないかくらいの分量でOK。
ミルマシーンで30秒ほど挽いた粉を紙フィルターに移して、お水250mlを計る。
フィルターをコーヒーメーカーにセットして、後ろ側の空洞から水を注ぐ。
私の持っているモデルは「Brew Now」というボタンをポチッと押すだけ!一杯分なら約1分ほど!終わるとピーピー音が鳴って知らせてくれる。
これで終了!ちなみにガラスカラフェは洗う際に割ってしまい、IKEAのグラスを代用していたらこれが意外と使いやすいし壊れにくいということでこのスタイルに落ち着いている。(笑)見映えは悪いが、、2杯分までならこれで代用可能。
甘いチョコレート × 苦いブラックコーヒーの組み合わせは最強!朝食の後にこのプロセスが私の毎日のルーティーン♪
マグは頑丈でデカいスタバのこれがお気に入り♪
スターバックス ニューヨーク タクシー マグ Starbucks New York Taxi Edition Mug
おわりに
こんなかんじで、今回は(私を含む)ニューヨークのコーヒーラヴァー達がコーヒー豆を買うお店「ポルトリコ」と、私なりの淹れ方を紹介してみた!もしお家で気軽に美味しいコーヒーを飲みたいという方はこんなやり方を始めてみたら毎日の習慣が変わるかも?
それではまた次回!!!
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