ニューヨークに住んでいると日本のコンビニで売っているようなちょっとしたお菓子や食べ物が恋しくなる瞬間がある。きっと誰しもそんな瞬間があるはず。私の場合は菓子パンが大好きなので、小腹が空いたときに無性に菓子パンが食べたくなることがある。そんなときに私が足を運ぶのが「フェイ・ダ・ベーカリー」。
この「フェイ・ダ・ベーカリー」は「飛達西餅」と書くチャイニーズ系の西洋ベーカリー屋さんで、よくあるベーカリーと比べてかなり安い。チャイニーズ系なのでさすがに日本の菓子パンとは若干仕様は違うが、ニューヨークにおいてこの価格帯でこのクオリティーの菓子パンが食べられるのはここぐらいだろう。というわけで、今回はこの「フェイ・ダ・ベーカリー」のお店の様子をシェアしてみようと思う!
NYで日本の菓子パンに近い味なら「フェイ・ダ・ベーカリー」
フェイ・ダ・ベーカリーのかんたんな歴史
「フェイ・ダ・ベーカリー」はハン・チョウさんという方が台湾でパン作りを学んだのち、1991年にニューヨークのマンハッタンに最初の店舗をオープンしたところから始まり、今ではマンハッタンに2店舗、クイーンズに9店舗、それからお隣の州コネチカットに1店舗の、合計12店舗がオープンしている。ハンさんは第二次世界大戦中にアメリカの軍人にパン作りを教えられたそうで、それが彼のレシピに西洋の影響がある理由なのだそう。
ロケーション
前記のとおりニューヨーク市内にはマンハッタンに2店舗、クイーンズに9店舗ほどあるのだが、うち比較的アクセスしやすい店舗が以下の5つ。
マンハッタン
クイーンズ
- ウッドサイド:61-31 Roosevelt Ave, Woodside, NY 11377 MAP
- ジャクソン・ハイツ:75-08 Broadway, Queens, NY 11373 MAP
- エルムハースト:8612 Justice Ave, Queens, NY 11373 MAP
今回はこの中からクイーンズの「ウッドサイド 61ストリート駅」から1ブロックのところにあるお店を例として、店内の写真をまじえながら紹介してみる。
営業時間
ベーカリーなだけに開店時間は朝7時と早くから空いているので、出勤や通学前に持ち帰りして朝食にもよい。年中無休で夜は8時半まで。
店内の様子
ウッドサイドにあるこのお店の店内は適度に広くスッキリとしている。床も綺麗で清潔な印象。
パン類
入り口を入った右手側のショーケースには、その日の朝に焼かれたパンが何十種類も並べられていて食欲をそそる!
備え付けのトレーとトングを使って好きなものを取り分けていくシステム。
こういったかんじで並んでいるので、取っ手を持ってフタを開けて好きなものを取り分ける。
私がここへ行った時間帯はもう夕方の4時近かったので、商品もまばらになっていたが、早めの時間ならもっと品数が豊富!
たくさん美味しいものはあるのだが、なかでも私のお気に入りはこの「コーン・バン」。バンとは、英語で「小型の丸いパン」という意味。昨年秋までは $1.45 だったのだが、年末あたりからちょっと値上げされて $1.65 になった。
もう一つの私のお気に入りは、この「チョコレート・クロワッサン」。こちらも昨年末から値上げされて $2.45 から $2.75 になった。と言っても今までの価格設定が安すぎただけかもしれない。
こんなかんじで2つ選んでみた。トータル $4.40 安い!
ケーキ類
ちなみにこういったデコレーションケーキ類も豊富。
こちらはショートケーキやロールケーキ類のコーナー。
商品を購入
清算の際は現金のみで、カードは使えないので注意。店内にはちょっとしたテーブル席もいくつかあるので、ちょっとした待ち合わせなんかにはいいかも。
私の場合は基本的に家で自分で少しだけ温めて食べるのが好きなので、持ち帰ってレンジで10秒程度温める♪ バンの生地はもっちりとして日本の菓子パンの食感にかなり近い!温めるとさらに柔らかさが増して美味い♪
ニューヨークではデニッシュやカップケーキなどはどこでも手に入るが、こういったコーンバンのような菓子パンはなかなか売っていないので近所にこういうお店があるのは本当にありがたい。
持ち帰って温めたパンと、淹れたてのコーヒーで4時のおやつ♪
私がいつも家で淹れているコーヒーについての記事はこちら↓
おわりに
というわけで今回は、ここニューヨークで日本の菓子パンに近いパンを味わえる、安くて美味しいチャイニーズ系のベーカリー屋さん「フェイ・ダ・ベーカリー」のお店の様子をシェアしてみた!かなり店舗数も多いので、一度試してみては?
それではまた次回!!!
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