ニューヨーカーは、常に3つの事を探していると言われている。
『仕事』『恋人』『家』
簡単に思えるが、この3つを見つけてさらに落ち着ける事はニューヨークでは難しい。今回は、ニューヨークでのアパート探しについてシェアしてみたいと思う!
ニューヨーク生活における失敗しないシェアルームの選び方!
アパートの見つけ方
日本では、引越しをする際は不動産屋に行くのが主流だが、ニューヨークでは不動産屋ではあまり探さない。
アパート探しは基本的にネットで行う。
ニューヨークで部屋探しをする際、『クレイグス・リスト』というウェブサイトを使って探すことが多い。
それから日本人の方であれば『Mix B』や『びびなび』といったサイトを使うと日本人のルームメイトを見つけやすい。
シェアルーム探しについての過去記事はこちら↓
気になるお部屋があれば、アポをとって内見しに行くことになるのだが、注意してみた方が良いポイントがいくつかある。
水回り
ニューヨークの建物はとにかく古い。
シャワーの水圧が弱かったり、トイレは流れにくく詰まったり、などは日常茶飯事なので内見の際にちゃんと確認しておこう。
部屋の鍵
悲しいかなルームメイトによる盗難などは、よくある。実際に何件かの被害を耳にしてきた。
これから知らない人たちと生活する事になるので、なるべく個室の鍵が付いている部屋を選のがベター。
ルームメイト
ニューヨークの人達が引越しを決める理由の90パーセントはルームメイトが原因。彼等と揉めたり、変な人だったり、掃除をしない人だったり、、など自分に合うルームメイトを見つけるのはなかなか難しい。
私の愛する彼女も、その昔、スーダン出身のオーナーの男性とルームシェアをしていてとても仲が良かったらしいのだが、ある日を境に無視されるようになった挙句、アパート探しのサイトに自分が住んでいる部屋の募集記事が載っていたらしい。。
いきなりの豹変に怖くなった彼女は、早々と新しい部屋を決め出ていくと伝えたところ、かなりの形相で怒り出し、『君はこの家に僕と一生住むんだーーーーーーー!』と怒鳴られたそう。
ますます怖くなった彼女は男友達を呼んで荷造りをし、逃げるように退去(笑)。
この街では、そんなこと起こるの!?ってことが頻繁に起こる(笑)
このようにルームメイト選びはかなり大事なので、どれだけ部屋が良くても、内見の際少しでもおかしいと感じたら入居するのはやめておこう。
入居を決めたらすること
入居を決めたら、ほとんどのアパートはデポジット(保証金)として家賃1ヶ月分を大家に渡す。
デポジットは保証金なので、退出の時に家具の破損や部屋の壁や床などの破損がない限りは全額返金してもらう。
だが、中には悪徳なオーナーもいて何かと理由をつけて保証金を返してもらえない事も多々あるのが現実。
入居の際には、なるべく契約書を用意しているオーナーのところで借りよう。たまに、一枚だけ用意をしてオーナーが保管している場合があるが必ずもう一枚同じものを貰おう。
もしオーナーだけが保管している場合は、あなたが何かしでかした時にオーナーはその契約書を出してくるが、オーナーが何かした時にはあなたは契約書をもっていないので成すすべがない。
もし渡すのを渋るようであれば、そこで借りるのはやめた方が良い。ちゃんとしたオーナーならやましいことが無いので、契約書はあなたの分も必ず用意してくれる。
デポジットを渡す際は、必ずレシートも預かるのを忘れないように!
日本人は口約束でも必ず守るが、ここはアメリカ。証拠がものをいう!
害虫
ニューヨークのアパートメントには、ゴキブリとネズミはつきもの。
アパート内をどれだけ綺麗にしていても、ビル自体の問題なので残念ながらどこからともなくあいつらはやってくる。
もちろん出ないアパートもたくさんあるが、出るところは本当に出る。
内見時にはそこまでは分からないので、もうこれは運しかない、、
ニューヨークに住む以上、害虫は仕方がないと割り切ろう!1年もするとそのうち慣れる(笑)
まとめ
今回はニューヨークで失敗しないルームシェアの選び方をまとめてみた。
アパートはあなたが生活する場所なので、気が休まるお部屋を見つけれるように注意して探してほしい。
もしニューヨークで良いルームメイトがいるお部屋に住むことができたら、ゴキブリがでるからとか駅から少し遠いからとか水圧が弱いから、、という理由で引っ越しを決めない方が良い。
良いルームメイトを見つけるのは、上記の何倍も難しい。そして悪いルームメイトにあたると上記の何倍ものストレスになる。(笑)
良いお部屋を見つけることができたら、ルームシェアは本当に楽しい。ルームメイトと仲良くなって、週末は一緒にご飯を作ったり映画を見たり、ステキな経験ができるだろう!
それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活は続く!!