ニューヨークには様々な音楽の老舗クラブが存在するが、昨夜はジャズ好きなら誰もが知る老舗ジャズ・クラブの一つである「Birdland Jazz Club」で、巨匠ベーシスト「Ron Carter」の生演奏を聴いてきたので、その様子をシェアしてみたいと思う♪
Birdland Jazz Clubとは
まずは、ご存知ない方のためにも簡単に「Birdland Jazz Club」のウィキってみると、
バードランドは1949年12月15日にニューヨーク市で始まったジャズクラブである。1986年、マンハッタンのシアター・ディストリクト地区にある同名のナイトクラブが開設され、元のナイトクラブの場所から遠く離れた場所ではなく、1986年に復活が始まった。
という文字通りの老舗クラブで、44丁目の8番街と9番街の間にある。公式ウェブサイトがこちら → https://www.birdlandjazz.com/
巨匠ロン・カーター率いる「Ron Carter's Golden Striker Trio」が11月3日まで演奏を行なっている。チケットも意外と買いやすい値段なのだ。
<captcha from birdland website>
私がジャズを知ったきっかけ
私自身は長年ダンス・ミュージック系のDJをしている人間なのだが、20代前半の頃からヒップホップのサンプリング・ソースをディグる意味で古いジャズのレコードを集めていたことから、当然このロン・カーターのレコードも何枚か持っている(日本の実家に)。とくに好きだったのは「Yelloe & Green」というCTIレコーズから1976年にリリースされたアルバムで、何度も聴いていた覚えがある。また、渡米する前の話になるが、ロン・カーターが南青山にある「ブルーノート東京」で来日公演をした際にも一度聴きに行ったほどだ。
そんなこんなで、先日たまたまニューヨーク在住のジャズ好きな方とお話をした際に、「ロン・カーターが好きなんですよ!」と言ったらこのライブのことを教えていただき、今回足を運んできたというわけだ。
バードランドへ初潜入
初めて入ったのだが、老舗らしく数々の伝説のジャズ・アーティストの写真が所狭しと壁に飾られていた。
別な壁にもこのようにビッシリ!いつも思うことだが、ジャズ・アーティストの演奏している様は何故こんなにも絵になるのだろう。
チケットはテーブル席とカウンター席の2種類、今回は別で食事をする予定だったのでバー席をとった。カウンターの向こう側がステージ、みなロン・カーターが現れるのを待つ。
演奏が始まる♪
ついにロン・カーター率いる「Ron Carter's Golden Striker Trio」が現れ演奏開始♪ なんとも渋く洗練された演奏♪ ウッド・ベースを奏でているのがロン・カーター。数年前に東京でみたレジェンドが、いまニューヨークで目の前にいると思うと感きわまるところだった。
サイドのピアニストとギタリストとの息もピッタリで、これぞジャズ・トリオといったかんじ。圧巻の演奏だった♪
おわりに
というわけで、昨夜はハロウィーンで仮装している人々を横目に老舗ジャズ・クラブ「Birdland Jazz Club」に足を運んできた。若干仮装していこうかと迷ったが、やはりここには誰も仮装客はいなかったので少しフォーマルな普段着で出かけて正解だった。(笑)
このようなライブやイベントはニューヨークではたくさん行われているので、また機会があればシェアしていこうと思う。それではまた次回!!!
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