リアルなニューヨーク生活!日常の出来事、役立つ情報満載!

ニューヨーク在住9年目、そろそろ情報を発信する側に回り渡米後のリアルなNY生活の中で起こったこと思ったこと、人の役に立ちそうな情報などを書き綴っていくブログ。アメリカや海外生活、DJやアーティスト活動、ビザ取得など興味のある方はぜひお立ち寄りください♪ あなたが知りたかった情報が見つかるかも!

【海外生活・日常】マンハッタンからフェリーに乗ってプチ・エスケープ!〜ガバナーズ・アイランド〜

 ニューヨークは楽しく素敵な街だが、年単位で長いこと生活しているとさすがに脱出したくなる時がある。

 

 そんなときに思いつくのが、電車でビーチへ行ったり、レンタカーを借りてアップステートへ出向いたり、バスでニュージャージーに行ったり、いろいろなオプションがあるがその中でも私がおすすめしたいのはフェリーで近くの島、ガバナーズ・アイランドへ行ってみることだ!

 

 島というと、響き的にいろんな動物がいて、魚釣りをして、という想像が膨らむかもしれないが、ニューヨーク近郊の島はもっとカジュアルなものと捉えていただいてよいだろう。そもそもマンハッタン自体が島である。(笑)

 

 そのマンハッタンの一番南下にあるサウスフェリーという駅までは電車(1番線またはRかW)で行き、そこから徒歩5分ほどでフェリー乗り場へ。

 

 受け付けでガバナーズ・アイランドへの往復チケット(現金で3ドル)を購入すると、即乗り場へと案内される。たいがい混んでいるので皆が行く方について行けばいい。出航から約5分、あっという間に到着し下船するとマンハッタンとは別世界の自然豊かな風景が広がる。

 

 歩くとすぐにテラス・バーがあり、海越しにダウンタンの景色を見ながら食事ができる席が用意されている。本当に素敵な眺めなので、動きたくなくなる!(笑)

 

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 そして今回お話しするプランは、ただのビジットではなく今夏から始まったテントに泊まれるサービスだ。

 

 「コレクティブ・リトリーツ」というカンパニーが運営するサービスで、テキサスやその他の州で4箇所ほどで行っており、今夏からこのニューヨークのガバナーズ・アイランドでの運営が開始され、さっそく予約して行ってきたというわけだ。

 

 ニューヨーク在住の日本人の間でもこのテントお泊まりサービスを知っている人はかなり少ないと思う。それどころか、ガバナーズ・アイランドすら知らない人も多いのも事実だ。

 

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 昼の景色から夕方の景色に変わる。

 

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 フェリーの最終の時間に合わせ、このエリアは6時以降はシャットアウトされ宿泊客しか入れなくなる。つまり、夕方以降にこの至近距離で自由の女神を見ることができるのは宿泊客の特権となるわけだ。

 

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 テントの中も清潔でオシャレな内装になっている。扇風機は付けっ放し。

 

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 散策やシャワー、食事も楽しみ、クライマックスはキャンプファイヤーでのスモアだ。アメリカ人の子供達はさすがにスモア慣れしているので上手だった。(笑)

 

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 というわけで、自然に触れ合うキャンプ越しに大都会ニューヨークの夜景があるこんな景色が味わえるのは世界中にここだけだろう!

 

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 今回は、この「コレクティブ・リトリーツ」による「コレクティブ・ガバナーズ・アイランド」というテントお泊まりサービスを紹介をされていただいた。興味のある方は下記リンクから詳細を。

Collective Governors Island - Collective Retreats

 

 それではまた次回!!!

 

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ここがブラック・カルチャーの中心地!〜125丁目アップタウン・ハーレム編〜【海外生活・日常】

 前回は、ニューヨークでの私のお仕事の一部を紹介させていただいたが、今日は、マンハッタンのアップタウンに位置する「ハーレム」というエリアに用があって行ってきたので、あまり馴染みのない方のために紹介してみようと思う。

 

 いま現在、私が最も仕事を多くいただいている方の一人にD氏がいる。そのD氏が住まわれているのがこのハーレム。今日は、小切手の受け取りと今後のスケジュールの確認が目的で、自宅のあるクイーンズからはるばるハーレムまで行ってきたというわけだ。

 

 

NYブラック・カルチャーの中心地「ハーレム」

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Dトレインを使う

 ニューヨークの地下鉄は、アルファベットと番号、それから色分けされているのでとてもシンプルだ。ハーレムと呼ばれるエリアは大きく分けるとウェスト、真ん中、イーストと向かう場所によって使う電車を使い分けた方がいいのだが、今回はウェスト側へ行くため上の写真のオレンジ色のDトレインを使った。125丁目の駅へは他にもB、それから青色のラインAかCでも行くことができる。

 

125丁目 アポロシアター

 125丁目の駅で降りると、毎週水曜日の「アアチュア・ナイト」でお馴染みの「アポロ・シアター」のあるメイン通りに出る。写真は全て今日撮って載せているので、リアルな今日のハーレムと認識していただいて問題はない。

 

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ハーレムの人種比率

 ブラック・カルチャーの中心地として歴史の深いエリアなので、当然ながらアフリカ系の黒人が多いが、並んでスパニッシュ、最近ではもう少し西側のエリアに白人が多くなってきたように思う。私も3年ほど前までこのアポロシアターから徒歩8分ほどのアパートメントに約2年間住んでいたので、とても馴染みがある。まぁ賑やかなエリアだ。

 

アダム・クレイトン・ビル 

 アポロから1ブロック歩いた場所に「アダム・クレイトン・パウエルJr. ステイト・オフィス・ビルディング」という長い名前の高いビルがあり、その横の「H&M」という洋服屋さんの壁にこの有名な?壁画がある。

 

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けっして広くはないエリア

 ハーレムは名前こそ世界へ知れ渡っているが、実際にはそんなに広いエリアではない。よくブルックリン対ハーレムみたいな比較があったりするが、ブルックリンという広大な1区に対してハーレムというアップタウンの1エリアとを比較するのはフェアではないと常々思うのだが、逆を言えばそれだけこの狭いハーレムから才能のある人間が輩出していることの証だろう。

 

たくさんの教会

 それから、忘れてはいけないのが教会だ。そう、ハーレムと言えばゴスペルのメッカである。下の写真はエフェソス・セブンスデー・アドベンティストという長〜い名前のプロテスタント系の教会。ここで日曜日にゴスペルが聴けるかどうかは定かではないが、ゴスペルで有名な教会としては115丁目にあるアビシニアン・バプティスト教会や、124丁目にあるグレーター・レフュージ・テンプル教会などが挙げられる。

 

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おわりに

 このように古い黒人文化と現代社会が共存しているのが「ハーレム」。あなたがもし、ゴスペルやニューヨークの黒人文化に興味があるのであれば、この聖地を一生に一度は訪れておきたいところだ!

 

 次回は、ハーレムとは真逆のブルックリンの一角を紹介してみようと思う。それではまた次回!!!

 

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