いま世界的に大流行している「新型コロナ」。
元はと言えば、中国やアジア圏から広まったというのに
なんと今や(3月末日現在)、アメリカが世界の感染者数でトップ!?
しかも私の住むここニューヨークが全米の感染者数でトップに膨れ上がっている。
今日は、久しぶりの更新となるこのブログ記事で
「ゴーストタウン化した大都市」
ニューヨークの現在のリアルな現状を手短かに綴ってみようと思う。
コロナによるニューヨークのリアルな現状
まず、お初の方のために簡単な再自己紹介をさせていただくと
私のニューヨークでの生業は、ホテルやレストランで音楽をかけるDJ
そして、私が「何か様子がおかしいな・・」と思い
備蓄を始めたのが2月の末頃だった↓
おはようニューヨーク。今日も朝からAbleton Liveで遊んで、朝食を摂り、郵便局で発送、というブルックリンローカルな時間を過ごしています。トランプさんはアメリカでの拡大の可能性は低い発言をされていましたが、それは誰にも分からないと僕は思うので、そろそろ食料買い溜めしようと思っています。
— djkazsakuma_official (@djkazsakuma) February 27, 2020
ここで呟いているように、この時点では
トランプ氏はこの状況を想定していなかったことが伺えると思う。
が、しかし!!
1ヶ月もしないうちにアメリカは、冒頭で綴ったような
いわゆる「自宅待機要請」が現実となったではないか!
開いているのは、生活に必要な食品を扱うスーパーマーケットと医療機関
それから公共の交通機関のみとなっている。
当面の措置について
ニューヨークではいま現在、「正式な」引きこもり生活17日目となる。
今のところ州から発表されている措置としては、
・州民は4月15日まで可能な限り自宅待機を行い、不要不急の外出は避けるように
とのことで、さらに
・今後2週間ごとに見直しを行う
とは言え、これは所謂「ロックダウン」ではなく、「自宅待機要請」とのこと。
(※ロックダウンとは北イタリアなどで行われている完全なる都市封鎖)
冷静になることが何よりも大切
まぁざっとこのような現状になってはいるが、
様々な情報が飛び交う中で何よりも大切なことは
パニックを起こさず「冷静に行動すること」だと、私は考えている。
まだ、このようなことが起こっていないエリアにお住まいの方々には
もしかしたら現実的には響かないかもしれない。
しかし、
ニューヨークの多くの人々も2週間前まではそう思っていたことと
無人となったストリートからは毎日、救急車の音が鳴り止まない現実がある
ということをここで知っていただけたらと思う。
今後は、ニューヨーク州知事のクオモ氏のメッセージや
ニューヨークの日本領事館から連日送られてくるメール等を元に
現状について更新していけたらと思う。