クリスマスも間近となったホリデーシーズン真っただ中のニューヨークの街中は煌びやかなデコレーションで包まれている。このクリスマスシーズンをニューヨークで過ごそうと世界中から訪れるたくさんの観光客で賑わう5番街。その中でもとりわけエレガントで優美な雰囲気を醸し出しているのがこの「カルティエ」!
2年半という長いリノベーション期間を経て、2016年にリオープンしたこの「カルティエ・フィフスアベニュー・マンション」、ニューヨーカーからは「ザ・マンション」と呼ばれるこのお店。今回はクリスマスシーズンで賑わう店内に足を運んできたので、100年以上の歴史を持つこの建物の内部と煌びやかな宝石たち、買い物を楽しむ人々の姿などをみてみよう!
カルティエ5番街 ホリデーシーズンの様子
カルティエ・フィフスアベニュー・マンションの歴史
この「ザ・マンション」の歴史は古く、ミッドタウン最後に残されたマンションとして1904年に復元されたとされている。
現代的な雰囲気とクラシックなスタイルが融合されたこのマンションは、1917年にピエール・カルティエが伝説の取引と語り継がれる、100万ドルのパールのネックレスとこのザ・マンションとを交換するというかたちで入手し、「ザ・カルティエ・フィフスアベニュー・マンション」としてオープンさせた。
現在でもカルティエ ブティックの中でも世界最大級のブティックとして知られている。
ブランドのかんたんな歴史
まず、「カルティエ」というブランドの歴史をかんたんに紐解いてみよう!
「カルティエ」は、1847年にフランスのパリでルイ=フランソワ・カルティエによって開かれた小さなメゾン(フランス語で家、建物の意味)から始まった。
ルイ=フランソワの息子アルフレッドが跡をつぎ、さらにその息子たちであるルイ、ピエール、ジャックという3兄弟が、ロンドンやニューヨークへ飛び出し世界的なブランドへと成長させてきた。その次男であるピエールが経営指揮を執り始めたのが、この「カルティエ・フィフスアベニュー・マンション」というわけだ!
場所と最寄り駅
653 5th Ave, New York, NY 10022 MAP
最寄り駅は、「5アベニュー53ストリート」地下鉄の青のEライン、またはオレンジのMライン。駅を出たら5番街を南に1ブロック歩くとこの「カルティエ・フィフスアベニュー・マンション」が左手に見えてくる!
店内の様子
では、店内の様子をみていこう!
一階
店内の一階へ入るといきなり豪華なアクセサリー類が並べられている。天井から吊るされたシャンデリアもとても豪華!
壁にかけられた絵画にも古き良きパリの歴史を感じる。
エレベーター
一階から二階へ上がろうとエレベーターを待っていると、「故障中なので階段をご利用ください。」とのこと。リノベーションが済んだとはいえ、古い建物なので仕方がない。
階段
エレベーターが故障中ということで、すぐ横にある階段で二階へ上がってみる。
さすがはカルティエ、階段すらも優美さを醸し出している。
クリスマス仕様のデコレーションでキラキラの階段、上からの眺め。
二階
眩いばかりの宝石が埋め込まれた時計類!
いったいいくらくらいするのか検討もつかないゴージャスなネックレス☆
おわりに
二階の指輪コーナーでは、ちょうど若い白人のカップルが自分たちの結婚指輪を選んでいる様子で、女性のうっとりした顔がとても印象的だった。幸せオーラが通りすがり私たちの方まで伝わってきていた!(笑)
というわけで、今回はニューヨークのミッドタウン5番街にある「カルティエ・フィフスアベニュー・マンション」のクリスマス間近で賑わう店内の様子をシェアしてみた。これからのホリデーシーズンにニューヨークを訪れる女性にとっては必ず訪れてみたい場所のひとつかも?
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それではまた次回!!!
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