先日、夜のDJの仕事へ向かおうと電車に乗っていたときのこと。
私が住んでいるQueens区内の最寄りの駅から乗り込んで、数駅しか進んでいないというのに、電車が止まる。。
すぐに動いてくれるといいなぁと思っていると、「数駅先にいる電車の車両に問題があり、その電車が動くまでは進むことができません。皆さんのご辛抱に感謝します。」的なアナウンスが。
長くニューヨークに住んでいる人間としての感覚として、この遅延は長くなるなと察知しすぐにその電車を降りようと判断。
電車の遅延に関しては、日本では人身事故や踏み切りでの事故など、よほどのことがない限りは起こらないこと(日本の電車は世界的にみてもかなり優秀)だと思うが、ここニューヨークでは日常茶飯事!
電車は、しゅっちゅう止まるし、30分も身動きできないこともしばしば。
ただ、これが大事な用事や仕事に向かう途中ともなると、さすがに焦る!
行こうと思えば別なルートで行けたのに、このアプリ ↓ を100%信用して
あえてこのルートを選んだのに、ここで止まるとは・・・。
ジタバタしても結果は変わらない。困った!
しかもクイーンズ区内ではタイミングよくタクシーを見つけるのがなかなか難しかったりする。何故なら、タクシーの運転手はマンハッタンに出てたくさん乗客を拾ってできるだけ稼ぎたいので、いつ客を拾えるかわからないクイーンズ区内をウロチョロしていないから。
と、いうわけで、困ったときの『Uber』!!
長いこと日本を離れて浦島太郎状態のため、日本ではこの『Uber』がどれほど浸透しているのかはさだかではないが、ニューヨークではものすごくポピュラーな交通手段となっている。
スマホでアプリをダウンロードして、住所や口座番号などの情報を登録しておけば、あとは現在地(ピックアップ地点)と目的地を入力するだけで、一番近いUber車両が迎えに来てくれるというシステム。
目的地までかかる費用と最短ルート、だいたいの到着時間もアプリ内で表示してくれる。
仕事が始まる時間が差し迫ってきているので、迷っているヒマはないので久しぶり(私がUberを使うのは年に2、3回の緊急時のみ。何故なら便利すぎてクセになってしまうから、自制している)にUberアプリを開いて目的地を設定!
現在地まで3分で迎えに来てくれるということで、路肩に立って待機。すると運転手から電話がかかってくる。
「もうすぐ着くけど、どこにいる?」と言うので
「◯◯ストリートの信号に立って手を上げてるよ、見える?」
さっそく乗り込んで、「いま電車が止まっちゃってさ、仕事に遅れるとまずいから悪いんだけど急いでください。。」と伝えると、「OK わかった」と心強い返事!
乗り込んで、チラチラと現在地と到着時間を気にすると、どうやら間に合いそう!
クイーンズブリッジを渡りきると、先ほどの到着時間よりも2分早まっている!
最後に、「ありがとう、助かりました!」と伝えると、「どういたしまして!評価を5スター☆☆☆☆☆つけといてくれ!君の評価も5スター☆☆☆☆☆つけといたから」というわけで、ライドが終わったら運転手と乗客がお互いの評価をつけ合うというシステム。ここでチップも加算することができる。
あとは登録しているメールアドレスに、チップも含めた合計金額の請求書が送られてくるという安心の明瞭会計!
数十分前に電車が止まったときの私の心の焦りは何処へやら、何事もなかったかのようにいつものように仕事場に到着することができた!!
というわけで、今回はニューヨークにしばらくの間滞在するのであれば、万が一の事態に備えて『Uber』の登録をしておくことを強くおすすめ!!というお話。
注意点として、たまにあるのが『Uber』を呼んで待っている途中にスマホの充電が切れて乗れなかったけどバッチリ請求はされた・・・ということがあるので(笑)ご利用の際には充電には気をつけて!
それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活はつづく!!