ニューヨークは、狭い。
どういうことか?というと、
この街に(8年強)住んでいて、いつも感じるのだが、『この面積にはこれくらいの人数が住むのが妥当ですよ』というメーターがあるとすれば、ニューヨークという街は余裕でそのメーターのレッドラインを振り切っているだろうと思うわけだ。
ちなみにニューヨークのマンハッタンの面積だが、なんと東京都の山手線の沿線の中にすっぽりとハマるくらい小さい街。
広くて狭い街?!ニューヨークはみんな知り合いの知り合い?
遊ぶのはセントラルパークより南のエリア
そしてそんな小さな街に異様にでかい公園(セントラルパーク)があり、さらにそれ以上、110ストリートより北のハーレムと呼ばれるエリアには基本的に住宅街が多く遊ぶスポットではない。
なので、遊ぶとなるとセントラルパークより南で集まることになるのだが、(この時点でマンハッタンの1/2の面積程)さらにもっと下のウォール・ストリートはオフィス街となるので、ここらへんで遊ぶことも基本的にはない。
とまぁ、元々小さな『島』なのに行く場所が限られているのでさらに行動範囲が狭くなる。
NYで遊ぶ際のトイレ事情はこちらをチェック↓
マンハッタンでは一日何人かの知り合いに会う
これによってどういうことが起きるかというと、、知り合いに会いまくる。(笑)
マンハッタンのどこにいても、一日何人かの知り合いに会う事は珍しくない。
会わなくても、知ってる人を見かけたりすれ違ったり、逆にこっちが気づかなくても誰かに見られていたり、、
何処にいても誰かに見られている可能性があるのでニューヨークで浮気などの悪いことをするのは、かなり至難の技。(笑)
ニューヨークはみんな知り合いの知り合い
私達みたいな外国人が数年住んでいるだけでも、これだけの知り合いに会うのであれば、ニューヨーク出身の人はもっと感じるだろう。
ニューヨークという大都会ながら、何をしているか筒抜けという田舎の村的な問題も発生するのが面白い。
特にニューヨークにいる私達日本人は、アジア人の中でも人数がかなり少ない。
なのでその人自身を知らなくても、共通の知り合いがいる割合はほぼ100%といっても良い。
私自身は、この街で(音楽をかける)DJを職業として生活しているが、見かけるDJたちも限られてくる。
実際に会ったことはなくても、それなりに活躍している方々ならば名前や評判は自ずと耳に入ってくるし、いずれどこかで会うことになるのが普通。
先日のリアルなエピソード
先日も、ちょっと面白いエピソードがあった。
私が月に一度レギュラーのローテションで金曜日の夜にDJをしているクラブで、なにやら私に「Yo! 音を小さくしろ!」と言ってきた白人男性がいて、(何だコイツ?!)と思いきや、クラブ内でちょっとしたいざこざがあったらしくポリスが来ているとのこと。
(なんだそれを教えてくれたのか!まぁまぁいいヤツだな)と思って挨拶をしたら、どうやら私の名前と日本人だということを知っていて、彼は同じくそのクラブのローテションに組み込まれている別なDJだった。私の方も彼の名前だけは知っていて、ここの仕事に関してのグループテキスト内で何度かやり取りをしているDJだったのだが、
世の中は狭いもので、彼は過去に3ヶ月間東京に住んでいたことがあり、六本木の外国人御用達のクラブでプレイしていたことがあったという。そのため、「タジメマシテ」「ドイタシマチテ」という挨拶や、どこで教わったかわからないがしょうもない日本語ワードを連発していて、爆笑してしまった。
その他にも、日本からDJがやってきたとなれば噂はどこからともなく入ってきて、その半年か一年後にどこかでバッタリ会って「初めまして、お話は聞いていていずれどこかでお会いするとは思ってましたが、今日でしたね!」というかんじになる。(笑)
私のDJの仕事に関する記事はこちら↓
面積に対して人が多すぎるため家賃が高い
と、まぁよくこんな小さな街にこれだけたくさんの人が住んでいるなぁと感心する。(かくいう自分も住んでいるのだが・・笑)
面積に対して人が多すぎる為、アパートメントは常に満室状態。なのでニューヨークの家賃はべらぼうに高いし、年々上がれど下がることは決して無い。
そして日本とは比べ物にならないくらい入居時の審査も厳しい。不動産屋は引く手数多なので、強気に出る。パワーバランスが100対0で完全に不動産側にある。(笑)
ニューヨークの生活費に関する記事はこちら↓
おわりに
大都会で広〜いイメージがあるニューヨークだが、いざ住んでみると意外にも狭い(模型のような)印象を受けるかもしれない。
街自体は小さいが、マンハッタンはどの駅を降りても、どこへ行っても都会なので遊ぶ場所はありすぎるのでご心配なく!(笑)
それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活は続く!!