昨日からニューヨークも本格的に氷点下の気温に突入し、体感もかな〜り寒くなってきた。今夜はなんと−8℃まで冷え込む予報だ。よりによってサンクスギビングとブラック・フライデーのホリデーを狙いすまして寒気が訪れるというのは如何なものかと思ってしまうのは私だけではないだろう。
<catpcha from the weather channel>
そんな寒空の下、今朝の2018メイシーズ・サンクスギビング・デー・パレードを見に行ったという方の中に私のルート解説を参考にしていただけた方が一人でもいれば幸いなのだが、お役に立てただろうか?
セネガル料理に初トライ!
そんな氷点下のサンクスギビング・デー前夜、用あってアップタウン・ハーレムへと出掛けた私が、愛する彼女とのディナーに選んだのが、超ローカルなセネガリーズ・レストラン🇸🇳もちろんお互い初トライ!セネガルというと「西アフリカ」「サハラ砂漠」「パリダカール・ラリーのかつての終着点」「サッカーが強い国」「シンガーのAKONの出身地」ぐらいの知識しかなかったので、気になったので後から少し調べてみた!あまり触れる機会もないと思うので、以下で一緒にみていこう!
セネガル共和国という国
セネガル共和国、通称セネガルは、西アフリカ、サハラ砂漠西南端に位置する共和制国家。西は大西洋に面し、カーボベルデと海上の国境を接している。セネガルの経済的・政治的首都はダカール。国名の由来は東と北の国境となるセネガル川にある。「Senegal」という名前はウォロフ語で「我々の船」を意味する「Sunuu Gaal」に由来する。 フランスと関係が深く、フランコフォニー国際機関に加盟している。 -Wikipediaより引用-
<captcha from google map>
セネガルの言語
セネガルは多言語国家であり、36の言語がリストアップされている。 セネガルはかつてフランスの統治下にあり、独立後も公用語はフランス語のみである。フランス語は、主に行政、教育に用いられているが、一般的にセネガルではフランス語を理解する人口は多くはない。公用語とは別に、国語として位置づけられている言語は、 ウォロフ語、フラニ語、などなど。 ウォロフ語は、リングワ・フランカとして、セネガル全土で広く通用しており、母語および第二言語としての話者は、セネガル人口の80%以上をしめている。続いて、フラニ語が広く話されている。-Wikipediaより引用-
セネガルの料理について
もともとこの土地に居住していたウォロフ族の食文化が、11世紀に定着したイスラム教の影響を受けて、大航海時代以降はヨーロッパ諸国も加わった。とくに1960年までこの土地を植民地としていたフランスの影響が大きく、魚をファルシ(詰め物をする手法のこと)にする調理法などに名残を見ることができる。これら各地の食文化を受け継いだセネガル料理は、アフリカでも特に洗練されているといわれ、世界各国にセネガル料理専門店がある。 -Wikipediaより引用-
ちなみに、ニューヨークにはセネガリーズ・レストランは何軒くらいかな?と思い調べてみたところ10軒ほどしかなく、そのほとんどがアップタウン・ハーレムの116〜125丁目付近に集中している(リトル・セネガルと呼ばれている)ことがわかった。さすがは黒人文化発祥の地ハーレム。
お店へ到着
というわけで、着いてびっくりめちゃめちゃローカルな店構え!?セネガリーズ・オーセンティック・クズィーンと書いてあるので、まさしくセネガル料理店だ。とりあえず入ってみることに!
お店の名前
「Chez Alain(チェズ・アライン)」
住所
2046 Adam Clayton Powell Jr Blvd, New York, NY 10027
(アダム・クレイトン通りの122stと123stの間)
最寄り駅
地下鉄の赤のライン2、3の125st駅。または青のA、C、オレンジのD、Bで125st駅からも徒歩圏内。
店内の様子
店内はオレンジ色を基調とした質素な内装で、テーブル数も10個くらいで小ぢんまりとしている。「家庭料理屋」という言葉がぴったりな雰囲気。セネガル人と思われる親切な黒人女性が席に案内してくれた。
メニュー
こちらがシンプルなメニュー表。当初の我々のお目当ては「ピーナッツ・シチュー」という一品だったのだが、残念ながらそれはランチタイムのみのメニューということだったので、私はグリルド・チキン、そして彼女は店員さんおすすめの魚料理スィーブ・ジェンというものをそれぞれオーダーしてみた。
これが魚を使ったスィーブ・ジェン(Ceebu Jen)$13
そしてこちらが私がオーダーしたグリルド・チキン(Grilled Chiken)$14
意外と早く料理が出てきた
Yelpという飲食店を検索するためのアプリでこのお店のレビューを見たところ、オーダーしてから料理が運ばれてくるまで時間がかかるとのことだったのだが、この日はサンクスギビング前日とあって空いていたせいか、10分程度で出てきた!どうやら基本的に1つのお皿にドッサリと盛り付けるのが主流のようだ。
上の2枚の写真を見比べていただくと分かると思うのだが、どちらもお米を使っている。しかも魚料理と肉料理でお米の種類を分けているようだ。味はスィーブ・ジェンの方がマイルドで、グリルド・チキンの方は写真のとおりオニオン全開!
セネガル人はお米や魚を食べる?
アフリカの人たちが魚やお米を食べる習慣があることが意外だったが、どちらもとても美味しく、元気がみなぎる感じがした!(笑)日本ではセネガル料理専門のお店を探すのは難しいかもしれないが、アフリカ料理という大きな括りの中でセネガル料理を扱っているお店もあるようなので、ぜひ興味を持った方は試してみてはいかがだろうか?
また、この冬にニューヨークを訪れるという予定の方は、ハーレム散策の一環として普段なかなか味わうことの出来ないセネガル料理をこの「Chez Alain」で試してみてもいいかも?値段もお手頃なので純粋におすすめできるレストランだ。我々も、また次回は昼間に訪れて「ピーナッツ・シチュー」を試してみようと思っている!
おわりに
ということで今回は、アップタウン・ハーレムにあるローカルなレストラン「Chez Alain(チェズ・アライン)」でセネガル料理に初トライした様子をシェアしてみた。日本からは遠く離れたアフリカのセネガルにも、日本人と同じようにお米や魚を食べる習慣があるということがわかった。こういう経験が気軽にできるのが、ニューヨークという街の良さかもしれない。
併せて読んでおきたい!ハーレム125丁目に関する私の過去記事↓
それではまた次回!!!
この記事をSNSでシェアする⬇️