前回は、マンハッタンのアップタウンに位置する「ハーレム」というエリアについて紹介させていただいたが、今日は、「ブルックリン」に楽曲のレコーディング作業のため行ってきたので、それについて書いてみようかと思う。
昨日ご紹介したハーレムとは真逆に位置し、ニューヨーク市内の5区のうちの一つでもっとも面積の広い区がこの「ブルックリン」。その中の北側の「ブッシュウィック」と呼ばれるエリアに今日は行ってきた。
このブッシュウィックというエリアは「Lトレイン」沿にあり、アーティスト系の人間の住処といったニュアンスの場所である。最近ではヒップな街「ウィリアムズバーグ」の発展に伴い、「イースト・ウィリアムズバーグ」と称されることもある。ブルックリンの中でも白人とスパニッシュ系の多いエリア。
その一角にある「The Brewery Recording Studio」という有名なスタジオで今日は2時間のレコーディングセッションを行ってきた。EDM界のスーパースター「Skrillex」や、奇しくも先日亡くなられたラッパー故「Mac Miller」、今をときめく歌姫「Jhene Aiko」などなど錚々たるアーティスト御用達のスタジオとして知られている。
参考までに↓
個人的には、2年ほど前にここのチーフ・エンジニアの方にお願いしたことがあったので、2年ぶりに2度目の利用だったが今回もとても快適なセッションとなった。
簡単にこのスタジオについて紹介してみよう。Lトレインの「Grand Street」という駅で降りそのままGrand Streetを南に1ブロック半ほど歩く。
すると、右手になんとも地味ぃ〜な入り口がある。
右上のブザーを鳴らす。
中に入ってみると、外からは想像できないようなオシャな空間。ウッディーでなんともブルックリ〜ンな雰囲気。
ちょっとしたカフェ・バーもある☕️
ニューヨークは基本室内禁煙。セッションルームに入ると大きなソファーがあり、ここで歌詞を書いたり、曲のアイディアを練ったり、はたまた大人数のセッションにも対応できる空間になっている。サンルーフがあるので、音楽スタジオにありがちな「閉じ込められてる感」もゼロ。
アウトボード類もかなり充実している。
今日は2時間のセッションで十分満足なレコーディングができた。エンジニアの方もとてもナイスで、こちらの要望にサクサク対応してくれた。これからもし、ニューヨークで録音できるハイクオリティーなスタジオを探すようなことがあるなら、この「The Brewery Recording Studio」はかなりオススメできるスタジオだ。
セッションの予約・支払いはここから
オンラインでできる↓
というわけで、今回はブルックリンでのレコーディングについて紹介してみた。それでは、また次回!
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