極寒の地、ここニューヨーク。「今年はもしかして暖冬なのだろうか?」住民皆がそんな疑問と、そうであってほしいという淡い期待を寄せているなか、昨日、1月21日は2019年始まって以来の寒波が訪れた!20日の深夜頃から急激に冷え込んだ気温はマイナス11℃。私がスクリーンショットをとった21日の夜の時点では、体感気温はなんとマイナス19℃だったというので寒いのも無理はない!
もちろん、1週間前から天気予報で予想はできていたことなので、最高気温がマイナス10℃のこの日だけは一日中家でぬくぬくと過ごしたいと思っていたのだが、なんとミッドタウンに出掛けなければならない予定が!というわけで、この極寒の中せっかく出掛けるのならば、ニューヨークの冬の風物詩とも言える、ブライアントパークの噴水が凍る様子が見れるかも?と思い、寒空の下足を伸ばしてみた。
NY 冬の風物詩ブライアントパークの噴水が凍る!?まるでアート!
ブライアントパーク駅
21日、月曜日のマンハッタンのミッドタウン42丁目の5番街と6番街の間にある「ブライアントパーク駅」のすべての階段には融雪剤が撒かれていた。これはニューヨークで雪が降る際に見られるお馴染みの光景。
どの出口の階段にもスリップや転倒防止のためのザラザラした融雪剤が撒かれて白くなっていた。けっして雪ではない!
祝日
この日は、1月の第3月曜日でアメリカでは「マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デー」という祝日で、1964年にノーベル平和賞を受賞し、公民権運動などで知られるアメリカの歴史において重要な人物マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの生前の業績を称える祝日。学校や公共の期間は全て閉館されていることに加え、この寒さとあって公園周りには人もまばら。大都会ニューヨークでは珍しい光景と言える。
園内の様子
公園の西側へぐるりと周りこみ、西口から園内へ入るとガラガラの公園にはほんの数名がいる程度。手袋なしで写真を撮る数十秒ですら手が冷たい!
営業中のレモネード屋さんにも客はゼロ。寒い!
凍った噴水
しかし、一箇所だけ人が集まっている場所があった!これがニューヨークの冬の風物詩とも言える、ブライアントパークの凍った噴水。氷点下をかなり下回ったときにのみ見られる光景!
普段は水が勢いよく出ているのだが、あまりの気温の低さでなんと水がツララ状になっている。
近くで見るとさらに迫力満点。氷のアートの様だ。
水たまりの部分も氷が張っているのが見える。
普段は噴水から勢いよく水が飛び出しそれはそれでとても綺麗なのだが、真冬の氷点下になると噴水が凍りまるでアートの様で、通りすがりのニューヨーカーが写真を取りに来る。あまり人がいないため、ここに来ると近くの人たちからスマホを差し出されて自撮りの写真を撮ってくれと頼まれることが多いので、早めに退散!手が冷たい!(笑)
スケートリンク
噴水の向こう側には冬季限定のスケートリンクがあり、こちらも普段より人が少なく皆のびのびと滑っていた様子。
なかには転んでいる人も。(笑)
ちなみに、このスケートを楽しみたい方はリンク横にあるこちらの建物の窓口にて、スケート靴を20ドルでレンタル可能。毎日朝の8時〜夜の10時までオープンしている。
スケートに関しての詳しい情報はこちら。
ザ・ロッジ
そして、スケートリンクの向こう側に見えるのが、食事ができる「ザ・ロッジ」。ブライアントパークに行って温まりたい場合はここがおすすめ。
「ザ・ロッジ」に関する過去記事はこちら↓ ポレンタを食べた!
おわりに
というわけで今回は、まるでアートの様に美しい、ニューヨーク冬の風物詩ブライアントパークの噴水が凍る様子をシェアしてみた!3月くらいまでは何度かこの光景が見られる日があると思うので、ニューヨークの冬の想い出に凍った噴水の前で記念写真を撮ってみては?
それではまた次回!!!リアルなニューヨーク生活は続く!
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