ニューヨーク市内5区のうちの一つ、クイーンズ区の北東部に位置するフラッシング地区。大部分を住宅地で占めるこのエリアは、かつてはアフリカ系アメリカ人が多く住んでいたが、近年では住人の多様化がすすみアジア人の人口が増え駅周辺がチャイナタウン化していることで知られる。ニューヨークでは珍しく街のいたるところに漢字のサインが見られるこのフラッシングの駅前にある、穴場スポットの一つであるらしい「北京ダック・サンドイッチ・ストール」とはどんなところなのか?
今回は、たまたまフラッシングの駅前に行く用事があったので、以前からその名前と評判を耳にしていて気になっていた、「Yelp」でも4つ星の評価と、さらにレビューの数も多い「北京ダック・サンドイッチ・ストール」に立ち寄ることができた!同じニューヨークのクイーンズ区内に住んでいるとはいえ、マンハッタンとは真逆に位置するフラッシングにはなかなか訪れる機会は少ないので、今回はちょっとした未知体験ができることを期待しつつの来店!ここのお店にある「北京ダック・バン」という人気のメニューを試してみた!
フラッシングで小腹が空いたら「北京ダック・サンドイッチ・ストール」
フラッシングの位置
先にも触れたように、フラッシングはクイーンズ区の北東部に位置する。下のマップ画像の赤枠の部分で、マンハッタンのミッドタウンから電車で約40分の距離。
<captcha from google map>
「北京ダック・サンドイッチ・ストール」の場所と最寄り駅
今回の目的地である「北京ダック・サンドイッチ・ストール」の場所は、最寄り駅の地下鉄7番線の終点「メイン・ストリート駅」から歩いて5分以内と近い!
正確な所在地は
137-28 40th Rd Flushing, NY 11354 MAP
<captcha from yelp>
駅前の様子
では、メイン・ストリート駅前の様子を見てみよう。下の写真が地下鉄の駅。
この交差点がフラッシングの中心。駅名でもあるメイン・ストリートという通りと、ルーズベルト・アベニューが交わり、いつ行っても人通りが賑やかな場所だ。
「北京ダック・サンドイッチ・ストール」へ歩く
ここからメイン・ストリートを南へ1ブロック下る。
「40 ロード」を右折。
この八百屋が目印。ここを真っ直ぐ西へ歩く。
こういった漢字の多い場所で、まるで中国に行ったような感覚になる!
外観
駅から徒歩約5分で到着。外観はいたって地味!中国系の飲食店は基本的に地味な店構えの場合が多いが、さらにこの冬場(12月〜3月くらいまで)は、冷たい外気を店内に入れないようにこういったビニール製のテント?を店先に立てるのが極寒のニューヨークでよくみられる風景。
店内の様子
いざ店内へ足を踏み入れてみる!通路が人で混雑していて立ち止まれず、あまり確認できなかったが中には3〜4店舗の別々の飲食店が入っている小さなフードコートのようなつくりになっていた。
チャイナタウンや中華料理、と一口に言っても中国は広い国なので様々なスタイルがあるが、このビルは名前のとおり北京系とみられる。下の写真のようなお店はニューヨーク内の北京ダック屋さんでもよく見られる光景。
「北京ダック・サンドイッチ・ストール」到着
店内の一番奥まで進むと下の写真のようなサインが見える。ここが今回の目的地「北京ダック・サンドイッチ・ストール」!
こういった食べ物を量り売りするスタイルらしい。どれも美味しそう♪
が、今回はタイトルにあるように「小腹が空いたら」がテーマ。なので、この大きな看板にもなっている一推しメニューである「北京ダック・バン」を愛する彼女と2つオーダー!ちなみにバンとは、英語でパンのこと。なので北京ダック・パンと解釈していただければと思う。
これがウワサの「北京ダック・バン」!一個1ドル25セント、二個で合計2ドル50セント!安い!しかもオーダーして一瞬で出てくる。美味い!!!
お隣のテナントも美味しそうなので、せっかくなので一品買ってみる♪ こちらは点心スタイルらしい。
点心と飲茶の違いについてはこちらの記事を↓
点心のお店では、このプリプリのエビ蒸しを購入。これも美味い!!!これが4つでたしか3ドル25セント、安い!
おわりに
というわけで今回は、ニューヨークのクイーンズ区の北東部にあるフラッシングというエリアに行って、小腹が空いたときは「北京ダック・サンドイッチ・ストール」の「北京ダック・バン」がおすすめ、ということで記事にまとめてみた!ニューヨーク在住9年目になるが、まだまだ行ったことのないお店や、試したことのない食べ物もたくさんあることを再確認!リアルなニューヨーク生活はつづく!
それではまた次回!!!
この記事をSNSでシェアする⬇️