ニューヨークで生活をする上で間違いなく誰もがお世話になるであろう場所のひとつ、スーパーマーケット。ローカルなところからチェーン店まで無数に存在するスーパーマーケットのなかでもニューヨーカーに絶大な人気を誇るスーパーが「トレーダージョーズ」!マンハッタンだけでも5店舗も存在し、アメリカ中にたくさんの店舗を展開する大手チェーン店ならではの品数と安さが人気の秘訣だ。
以前の記事にまとめたホールフーズ・マーケット↓
よく比較の対象とされるホールフーズ・マーケットの方が、どちらかというとオーガニック食材という点にこだわっているスーパーマーケットなのに対し、こちらの「トレーダージョーズ」はもっとカジュアルなスタンスでアメリカだけでなく世界じゅうの美味しい食材を安く品揃え豊富に展開している。今回は、私もよく利用するマンハッタンの14丁目にある「トレーダージョーズ」の店舗で実際に買い物をしてきたので、店内の様子や「トレジョ」の魅力についてみてみよう!
NYで絶大な人気スーパーマーケット「トレーダージョーズ」
トレーダージョーズのかんたんな歴史
今でこそアメリカ全土に店舗を展開するトレーダージョーズだが、もともとは1950年代に小さなコンビニエンスストア・チェーンのようなかたちで「プロント・マーケッツ」という名前でカリフォルニア州ロサンゼルス郡に位置する都市パサデナから始まったのだそう。1967年に創業者のトレーダー・ジョーさんという方が自らの名前をとり「トレーダージョーズ」と改名し、同時にビジネスのやり方も見直した。
その後はさらにビジネスを大きく展開し続け、杉の板でお店の壁を飾り付けたり、従業員たちに(1969年から)ハワイアンシャツを着用させるなど、「トレーダージョーズ」という看板ののもとに他では見つけにくく革新的で、美味しい食べ物を提供してきた。「価値」という点に重きを置き、消費者により低価格で価値ある商品を提供するスタンスを保ち続け、他のスーパーにありがちなクラブカードなどを一切もたないという点が特徴的。
NY ミッドタウンにある「トレーダージョーズ」の場所と営業時間
では、ニューヨークのマンハッタン内で比較的アクセスしやすい「トレジョ」はどこにあるのか?下のマップ画像の①、②、④、の3つがアクセスしやすい店舗の場所で営業時間は以下のとおり。
① チェルシー店 675 6th Ave New York, NY 10010 MAP(月曜日〜日曜日)8AM - 10PM
② ユニオン・スクエア店 142 E 14th St New York, NY 10003 MAP(月曜日〜日曜日)8AM - 10PM
④ マレーヒル店 200 E 32nd St New York, NY 10016 MAP(月曜日〜日曜日)8AM - 10PM
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店内の様子
では、私が実際に行った14丁目のユニオン・スクエア店を例にして、「トレーダージョーズ」の店内の様子をみてみよう!
まず、店内に入ると手持ちのカゴと車輪のついた小さめのカートがあるので、買う量に応じて使い分けよう。基本的に店内はいつ行ってもある程度混雑しているので、買う量が少ないのであれば手持ちのカゴの方が移動のストレスは減る。
入り口付近にはちょっとした贈り物などに良さげな安価なお花がある。ちょっとしたお祝いの際には覚えておくといいかも。
果物類のコーナー。とにかく安い!こういった果物類は普通のデリで売っているものと比べると半額、これが「消費者により低価格で価値ある商品を提供する」ということの表れだろう。
下の写真が、我が家でも頻繁に利用するベーカリーコーナー。色味や風味までたくさんの種類があるので、あなた好みのパンを見つけられるはず。
我が家の朝食によく使っているのがこれ、ほんのり酸味があって外が硬く中が柔らかいタイプなので、サンドイッチ用によい♪
こちらはフランス製のブリオッシュというもので、ミルクとバターを使った口当たりの軽いちょい甘タイプでフレンチトーストに最適な厚めのパン。こういった世界中の選りすぐった食材を取り揃えているのが「トレジョ」の魅力。
どんどんみていこう!こちらはオーガニックのバナナ1本25セント!ふつうマンハッタンの路上の露店などで売っているバナナは1本35セントが相場なので、これは本当に安い。
こちらはお肉コーナー。とにかく種類が多いので選ぶのもけっこう時間がかかるため、混雑しやすい。
こちらがジュースのコーナー。私たちが行ったのが夕方の4時過ぎだったので、人気の商品はかなり在庫が減っていた印象。
こういったアイスクリームの充実ぶりはいかにもアメリカっぽいかも。
こちらがお肉コーナーの隣にあるチーズのコーナー。個人的にはこのチーズの種類の豊富さと安さがトレジョの魅力の一つだと思っている。私自身も、渡米してニューヨークに住むようになってからチーズの美味しさを知り、好きになった人間のひとり。
ちょっと寄り道して、手作り感満載のプライス・スキャナーで遊んでみる。
適当に隣の棚にあったお菓子のバーコードをスキャン。
$4.99 らしい。これは便利!
ギョーザもニューヨークではふつうに食べられている!もちろん私も1つ購入。
それからこちらがデザートのコーナー♪
化粧水や歯磨き粉などの日用品もあり。
お菓子の缶みたいな入れ物に入っているこれらが「トレジョ」のオリジナルのコーヒー。どんなものか気になったので今回私も一つ買ってみた♪
レジに並ぶ列は最後尾が店内のお肉のコーナーまで続くほどめちゃめちゃ並ぶので、「Check Out」というカードを持っているスタッフを見つけて2列に並ぼう。ニューヨークでは列に割り込んだり、スキップしようとする人にはすごく厳しい。なので、「トレジョ」に行く際は時間と気持ちにゆとりを持っていこう!といっても、レジの数が何十個もあるので、せいぜい5分〜10分程度。
トレジョのコーヒー豆を自宅で淹れてみる
この日に私が買った、ディナーにおすすめ「ミディアム・ロースト」のコーヒー豆がこちら。
自宅に帰ってさっそく淹れてみる↓
飲んでみると、まぁミディアムといった感じで少し酸味のあるフレイバーでふつうに美味しい!これで4.99ドル、ダンキン・ドーナツでさえ1袋9ドル程度することを考えると本当にやすい!
おわりに
というわけで今回は、ニューヨークはもちろんアメリカ全土で絶大な人気を誇るスーパーマーケット「トレーダージョーズ」通称「トレジョ」についてまとめてみた!日本では、このお店のオリジナルの可愛いエコバッグやトートバックが人気だったりするので、名前を聞いたことがある方も多いかと思う。
アマゾンで1000円以下で買える「トレジョ」のエコバッグ5選
トレーダージョーズ TRADER JOE'S エコバッグ ショルダーバッグ フルーツ柄[並行輸入品]
(トレーダージョーズ) TRADER JOES エコバッグ Avocado [並行輸入品]
トレーダージョーズ (trader joes) 50周年記念限定 エコバッグ
以上、2019年現在の「トレーダー・ジョーズ」14丁目の店内の様子。とにかく食材に関してのコスパがとても高いので、ニューヨーク在住の方の日々の食材はもちろん、まだニューヨークに引っ越してきたばかりの方が調味料などを買いそろえる際にもとてもおすすめ!店舗数も多いので、あなたの住んでいる近くの「トレジョ」を利用して毎日の食生活を豊かに改善してみては?
それではまた次回!!!
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