私にとってニューヨーク在住9年目のクリスマスイブ、通常なら私を家族の一員として扱ってくれているハーレムのマザーの家を訪れるか、どこか美味しいチキンウィング屋さんへ食べに行くか、となるところだが、今年は愛する彼女の「家でターキーを焼いてみたい!」という提案により、二人で協力し自宅でターキーを焼いてみた!
今回は料理上手な彼女の導きに従い、ニューヨーク在住9年目にして初めて自宅でターキーを焼いた様子を、記念と備忘録も兼ねてここでシェアしてみたいと思う。お互い初めての試みだったので不安なところが多かったが、思っていた以上にうまく焼くことが出来たので、これから「自分で焼いてみたい!」という方の参考になれば、という思いも込めつつこの記事にまとめてみた!
初めてターキーを自宅で焼いたクリスマス!
ターキーを調達
まず最も大事なのは、主役であるターキー(七面鳥)を調達・確保すること!これが出来なければ何も始まらない!というわけで、マンハッタン内の「Whole Foods」やその他いろいろなスーパーマーケットを回って在庫や値段などのリサーチに一週間くらい費やした結果、クイーンズ内にある近所のブッチャーショップ(食肉の小売店)で、冷凍されていないスモールサイズの生ターキーが買えそうということで、この「Ottomanelli & Sons」というお店で12月21日に注文してみた!クリスマスイブの3日前のこと。
いかにもこの道何十年というかんじの頑固オヤジが、「必ず確保できると約束は出来ないけど、トライするから待ってろ!届いたら電話する、ハッピーホリデイズ!」ということで数日待つと、確保してくれたという電話があり23日に受け取りに行く。
スモールサイズの生ターキー、値段は税込で50ドル35セント。「Whole Foods」の冷凍ターキーが60とするとかなりお得、しかも近所なので運ぶのもラク!とは言え、思っていたよりもズッシリと重いので、自宅から近いお店で買うのがベターかも。
台所のシンクをピカピカにし、さっそくターキーを袋から取り出してみる!生臭い!(笑)二人でビニールの手袋して内臓を取り出し、よーく水洗い。
一晩浸ける
お肉がパサパサにならず柔らかくするため、砂糖と塩を大さじ6杯ずつ入れて溶かしたお湯が冷めきったら、ターキー用のプラスティックバッグに入れて浸け一晩寝かす。こういったグッズ類は全て99セントショップ等で安値で手に入る。
下準備
砂糖と塩の水に一晩浸けたら、水を捨て、99セントショップで買ったアルミのケースにターキーを移し、ニンニクを擦ったものとコショウ、それから塩をかけて下準備。
スタッフィングを前と後ろから詰めて、皮をハリで止め、足を縛る。風味を増すためにリンゴを添えて準備完了!
オーブン
下準備が整ったらいよいよ焼き始める!ニューヨークのアパートメントに備え付けられている標準的なオーブンはこんなかんじ。
4時間かけて焼く
オーブンの上段にターキーを乗せ、缶詰めのチキンブロスを上からかけて4時間かけて焼く!私たちが始めたのが午後3時頃。最初の30分はオーブンの温度を450度に設定し、一度火を止めて様子を見る。以降は表面が焦げないように30分ごとにチキンブロスをかけてあげながら7回ほど繰り返す!
完成!
約4時間、ロスタイムを含めると5時間近くかけて焼いた結果がこれ!!!
最高の色味と焼き加減!!!その他に用意した、サラダ、マッシュポテト、ラザニア、クランベリーソースなどを食卓に乗せディナー完成!
おわりに
こんなかんじで、ニューヨーク在住9年目にして初めてクリスマスイブに自宅でターキーを焼いてみた!味の方も最高で、本当に料理上手な彼女には感謝の気持ちでいっぱいだった。お互いに初めての経験だったので、準備を含め色々と大変だったが、いざ本気でやってみると意外とできてしまうものなので、これから自分で焼いてみたいという人のモチベーションになれば嬉しい限りである!
それではまた次回!!!メリークリスマス☆
この記事をSNSでシェアする⬇️